熊本空港(阿蘇くまもと空港)の旅客ターミナルを管理運営する熊本空港ビルディングは1日、国内線旅客ターミナルをリニューアルしました。1階を中心にロビーを拡張し、大屋根が目立つ外観に変化しています。
熊本空港ビルディングが1日にリニューアルを完了したのは、国内線旅客ターミナル。内外装を更新して1階のチケットロビーや到着ロビーを拡張しました。
今回のリニューアルは昭和46年に完成したターミナル西側部分の耐震改修と、ランド側(前面側)への拡張が主な内容となっています。
エプロン側は大きな変化はありませんが、前面側は、道路側に約3メートル拡張したことで、チケットロビー(チェックインロビー)と到着ロビーを拡大。出入口を5か所から3か所に減らして分かりやすくしたうえで、2階出発ロビーへと上がるエレベータやエスカレータを増設しています。
大幅に変わったのが外観で、熊本県のシンボルになっている熊本城の城郭をイメージした大屋根を設置。日本建築の伝統的な深い庇とし、屋根には太陽光発電パネルを設けて環境性能を向上させています。また、内装も変更し、熊本産の木を使って熊本らしさを表現したとしています。
国内線ターミナルのリニューアル工事は、一昨年スタート。今年秋頃の完成を目指していましたが、数か月早く完成した模様です。
■ゆったり熊本空港リニューアル 顧客の満足度向上へ(西日本新聞公式サイト)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/316156/
■国内線ターミナルビル・リニューアル工事について(熊本空港ビルディング公式サイト)
http://www.kmj-ab.co.jp/renew.html
ラベル:熊本空港