この旅行記は2012年10月にアップした旅行記です。
■2012.08.31 (東京)→(小田原)
■LCCでながらを卒業できるのか?
今回の旅は深夜の大垣夜行(ムーンライトながら)からのスタートだ。
中学生の時に初めて乗ってから約20年、ムーンライトながらでの移動は何回目だろうか。春夏冬の学生さんが休みの時期、中部や大阪に行く際の定番経路になっている。
空港を見学する身だから、飛行機を利用したいのは山々なんだけど、青春18きっぷを絡めたときのその安さ(2100円+小田原までの運賃=名古屋も大阪も広島も4000円程度)と深夜時間帯移動による時間の有効活用(朝8時過ぎには大阪着)は抜群の優位性をもつ。ながらに優るものがなかなか現われないから、ついつい使ってしまうのだ。
スカイマーク(SKY)やAIRDOが就航してから10年あまりがたったが、格安便も深夜便もあまり定着しておらず、結局、安く、時間を有効に使える深夜移動ができる手段は、相変わらず、ながらか深夜バス程度しかない。
平成18年にスターフライヤーが9800円で北九州深夜便を飛ばし始めたとき、いよいよ格安深夜移動の時代が来たかと期待したのだが、利用者が少なくいつのまにか運休になってしまった。現在はSKYが格安深夜便を飛ばしているものの、曜日限定だったり運休を繰り返したりするなど定着しているとは言い難い状況だろう。
20年経っても安く移動するツールとして、相変わらずながらを使っているのだから、世の中なかなか進歩はしないものだ。
そんな中、今年はLCC元年などと騒がれてLCCの参入が相次いだ。格安は本当に一級品。主に成田拠点なこともあり、深夜移動ツールとしてはまだ中途半端ではあるものの、LCCは一日の稼動率を最大まであげることが安くする秘訣らしいから、バンバン深夜便を飛ばすことを強く期待している。
いつまでたってもながらの利用から卒業できずにいる現状に身を置いて、そんなことを考えながら、関空へと向っていた。
初日の今日は夜21時すぎに家を出て最寄停車駅の横浜から乗車しようと思っていた。
ところが、早く出すぎたせいで横浜で約一時間待つことが判明。小田原までは別途のきっぷを購入済で途中下車できないから、小田原まで先行列車で行くことにした。
小田原には23時半すぎに到着。改札を出て駅前のファミマで時間をつぶし、ムーンライトながらの到着を待つことになった。
日付が変わってから改札を通り、待つこと30分。ながらに乗り込んだらすぐに寝てしまった。
■今日の教訓!
・安く行くならやっぱりながら!←18きっぷとの組み合わせは最強です
■実際の旅程
08/31 FRI
自 宅22:30(JR東海道線)→24:31小田原駅
小田原駅24:31(JR東海道線)→
(ムーンライトながら車中泊)
2012年08月31日
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