■福島空港 中国東方航空が東日本大震災後初めての撤退へ
中国東方航空(CES)は10日、28日から福島-上海浦東線を運休し、10月末で福島支店も閉鎖すると発表しました。外国航空会社が東日本大震災を理由に完全撤退するのは震災後初めてです。
CESが10日に発表したのは、福島-上海浦東線の運航停止と郡山市内にある福島支店の閉鎖。路線は冬期ダイヤが始まる10月28日に停止し、支店は10月31日をもって閉鎖されます。
CESは平成23年3月11日の東日本大震災の影響で、平成23年3月17日から福島-上海浦東線の一時運休を続けていました。
福島空港は福島第一原子力発電所に最も近いこともあって国際線はいまだに再開していませんが、大震災で国内空港で最も被害を受けた仙台空港ではすでに全定期便が復活済。東日本大震災を理由に国際線路線から完全撤退するのは、震災から1年以上を経て初めてのケースになります。
■福島支店閉鎖のお知らせ(CES公式サイト)
http://www.chinaeastern-air.co.jp/news/2012_10_10.html
■(参考)結びつけよう東北! 福島空港
(平成23年6月3日配信/CESが当時出していたお知らせ写真あり)
http://johokotu.seesaa.net/article/206534124.html
2012年10月13日
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