■東京国際空港(羽田空港) SKYが施設利用料の代理徴収を再開
スカイマーク(SKY)は11月30日、来年2月期間(2013年2月1日〜2月28日)搭乗分の運賃を発表し、来年2月1日搭乗分から東京国際空港(羽田空港)発着便の運賃に国内線旅客取扱施設利用料を含めたと発表しました。
SKYは、11月30日に発表した来年2月期間の運賃で、来年2月1日搭乗分から「羽田空港発着路線の各種運賃は、「羽田空港国内線旅客取扱施設利用料」である大人170円分(小児80円分)を含んだ額」であると発表、施設利用料の代理徴収を再開しました。
SKYは施設利用料が昨年4月に100円から170円に改定されたことに反発し、値上げ分の代理徴収を拒否したうえ、同年9月からは施設利用料そのものを代理徴収しておらず、1年半ぶりに徴収を再開します。
羽田空港の国内線旅客取扱施設利用料は、旅客ターミナルを管理運営する日本空港ビルデング(日空ビル)が徴収している料金ですが、航空運賃に上乗せし各航空会社が代理徴収する形になっています。SKYは昨年4月からこの代理徴収と日空ビルへの支払いを拒否しており、日空ビルは昨年、未納分の支払いを求め訴訟を起こしています。先月21日の判決で、東京地裁は、SKYの支払い義務を認めて約7億円を支払うよう命じており、判決を受けて代理徴収を再開した模様です。
代理徴収再開により、来年2月分から羽田空港発着便に170円分が上乗せされましたが、最安10000円(フリー10)の運賃は1月までと値段が変わらず設定されており、実質値下げとなっています。
■2013年2月1日〜2月28日ご搭乗分 各種運賃を届出(SKY公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor/121130_press_fares.pdf
■羽田_ターミナルがSKY提訴(空の駅情報館過去記事)
http://johokotu.seesaa.net/article/233265574.html
2012年12月06日
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