■2012.11.23 (東京)→(三宅島)
■不安な天候に変わってきて、、、
いよいよ最後の空港、三宅島空港の訪問だ。
今晩は竹芝桟橋を22時20分に出る大型客船で6時間以上かけて三宅島へと向かう。本当は飛行機で往復したいが、1日1往復だから日帰りするには船を活用するしかない。
19時に運航情報を見たら三宅島行は条件付き運航予定になっていた。
今日は日中雨だったものの、すでに低気圧は過ぎ去り、晴れ間が出てきていた。「おかしい」と思い天気予報を見てみたら、なんと昨日の予報では明日12時以降は晴れるとなっていた三宅島は明日昼過ぎまで雨、八丈島にいたっては明日一日雨という予報に変わっていた。天気図を見ると、今日東京を抜けた低気圧から前線が南西方向に延び、まさに八丈島にかかりそうになっていた。
伊豆諸島では、八丈島で雨天欠航を体験している。飛行機が運航する14時頃は雨かどうか微妙だが、雨よりも強風による欠航が心配になった。
強風のときは海が荒れる。三宅島に着けても、船が御蔵島や八丈島を抜港して、午前中に東京へ引き返しみたいなことになり、かつ、飛行機が欠航になると島流しにあうことになる。
島流しは避けたいところだが、離島へは気にしているといつまでたっても行けなくなる。だいたい、三宅島便は明日を逃すといつ飛べるか分からない航路だ。
東京は風も収まったし、前線は明日には抜けるように見える。となれば、船の欠航はひとまずなさそうだから、行くしかないだろう。
明後日(日曜)は晴れ予報で風向きも悪くなく、飛行機も船も平常だろう。仮に明日島流しにあっても、日曜中には東京に戻れそう。日曜の予定は台無しになるものの、月曜からの仕事には影響がなさそうだから、とりあえず渡島を決定。少しビクビクしながら三宅島に向かうことになった。
■ハラハラの出港
家から竹芝桟橋までは約1時間。20時に家を出て21時すぎに竹芝桟橋に到着した。
折り返しの船便が繰り上げ出航されては困るので、乗船券を購入する際に「八丈島沖までは行くのか」と聞いたら、「海況によっては、三宅にも行かず、洋上で引き返すこともあります」とつれない返事しか返ってこなかった。島流しの不安は不安なまま船に乗る羽目になってしまった。
オフシーズンとは言っても三連休の中日だから、桟橋の待合室は結構混雑していた。すでに椅子が残り少なくなっていたので、ターミナル内の見学とコンビニでの食料確保で時間をつぶした。
22時前に戻ってきたら、待っている人数がかなり減っていて、先に出航する大島便への利用者が多かったようだった。
今日は東京湾を抜けたら揺れそうだったから、船内に入ったら、すぐに与えられた区画に横になって寝てしまった。
※三宅島便には、釣り竿を持った人が結構乗船していた。三宅島は良い漁場として知られていて、魚釣りにいく人が多いようだった。

本日の船はさるびあ丸。三宅島航路は見事に「条件付」になっていた。
■今日の教訓!
・抜港するかどうかは運航者にも分からない←リスクは覚悟で乗り込みましょう
■実際の旅程
11/23 FRI
自 宅20:00(JR京浜東北線等)→21:00浜松町駅
浜松町駅21:00(徒 歩)→21:15竹芝桟橋
竹芝桟橋22:20(東海汽船)→
(東海汽船船中泊)