■釧路空港(たんちょう釧路空港) ADOが羽田増枠を活用し来春就航へ
AIRDO(ADO)は7日、来年3月31日から釧路(たんちょう釧路)-東京国際(羽田)線に就航すると発表しました。
ADOが就航を発表したのは釧路-羽田線。来年3月31日から1日2往復で就航するとしています。
今回の就航は、11月30日に配分が決定した羽田空港国内線発着枠の来春の増枠分を活用するもの。ADOには2枠の配分が決まっており、2枠をそのまま新路線へ充当します。運航スケジュールや運賃等の詳細は、1月下旬ごろに改めて発表するとしています。
ADOは釧路へは初の定期便就航で、釧路就航により北海道内就航空港は、新千歳、旭川、函館、女満別、帯広に次いで6空港に拡大します。
釧路-羽田線は12月1日現在ANAが1日2往復、JALが3往復しており、トリプルトラック化が実現することになります。
一昨年の羽田増枠によりソラシド エア(スカイネットアジア航空)参入でトリプルトラック化が実現した大分では、運賃の下落と運航時間帯の大幅な拡大が行われた一方、ANA共同運航便化によりANAの減便が実施されています。釧路でも、似たように、運賃の下落や運航時間帯の拡大、ANAとの共同運航化・減便が行われるかが注目されます。
来春実施される羽田空港国内線発着枠増枠分の活用を公式に発表したのは、配分を受けた6社で初めて。
北海道新聞等によれば、ADOは増枠分発表前の11月中旬に釧路市長に対し、釧路線開設の意向を伝えていたことがすでに報じられており、順当に就航路線が決定した模様です。
■釧路−東京線の就航について(ADO公式サイト)
http://www.airdo.jp/company/press/pdf/2012/817_121207.pdf
■エア・ドゥ、釧路―羽田線を検討 1日2往復想定(北海道新聞公式サイト)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/419928.html
来春羽田増枠使用予定発表状況
■ANA ANAグループ
(配分枠)8枠
(使用枠)未発表
(使用率)=(使用枠)/(配分枠)=0%
■JAL/JTA 日本航空グループ
(配分枠)3枠
(使用枠)未発表
(使用率)=(使用枠)/(配分枠)=0%
■SKY スカイマーク
(配分枠)4枠
(使用枠)未発表
(使用率)=(使用枠)/(配分枠)=0%
■ADO AIRDO
(配分枠)2枠
(使用枠)+2枠(2013年3月31日〜)
(使用率)=(使用枠)/(配分枠)=100%NEW!
釧路(0→2)
■SNA ソラシド エア(スカイネットアジア航空)
(配分枠)3枠
(使用枠)未発表
(使用率)=(使用枠)/(配分枠)=0%
■SFJ スターフライヤー
(配分枠)5枠
(使用枠)未発表
(使用率)=(使用枠)/(配分枠)=0%
2012年12月09日
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