謹賀新年
昨年は「情報交通ホットライン 空の駅情報館」をご覧いただきありがとうございました
昨年は国内線LCCが相次いで就航し、航空業界がより身近になる一年となりました。
成田国際空港、関西国際空港、那覇空港でLCCに対応した施設が相次いで開業。那覇空港にできた日本初のLCCターミナルは、貨物ターミナルを活用するなど、LCCの発想には驚きの連続。格安の運賃と新しい搭乗スタイルは大きな話題になりました。
空港の整備については、12月、岩国飛行場に48年ぶりに民間航空が再開された一方、11月に広島西飛行場が廃港に。さらに枕崎飛行場の廃港が決定するなど空港をめぐる話題が続きました。
枕崎飛行場は今年3月に廃港予定で、廃港後はメガソーラー施設が設置される予定です。昨年は、場外離着陸場のとよころ飛行場も11月に廃港し跡地がメガソーラー施設になることが決まっています。岡山空港や熊本空港でも空港敷地に太陽光発電施設の設置されることになっており、新しいエネルギーの展開場所としても注目されています。
新しい年は新石垣空港の開港が一番の話題でしょうか。日本の新空港建設は新石垣空港の完成をもってひとまず完了し、いよいよ空港を活かす時代へ突入することになります。
そんな中、今年は、中小の航空会社の増機が目白押し。3月には東京国際(羽田)増枠もあり、各地で路線の拡大が予定されています。すでにAIRDOが釧路、神戸、岡山への就航を表明したほか、ソラシド エアも神戸就航を発表。LCCのエアアジア・ジャパンも中部国際を第二拠点とするとしています。フジドリームエアラインズや新中央航空なども増機を予定しており、地方拠点の増便も期待されます。
そして最後はやはり、離島の空に翼が戻ってくるのかどうか、大いに期待したいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2013年 元旦