■2012.11.18 成田国際→那覇→成田国際
■ひどいぞ、田舎道
成田駅には0時半過ぎに着いた。
ターミナルが開く3時半まではまだ二時間ある。どこかで時間をつぶし、3時半ちょっと前にタクシーを拾って空港へ行けばよいのだが、駅周辺にはマックがあるくらいで時間つぶしはきつそうだ。
海外の首都空港だったら深夜でも一時間に1本くらいは最寄駅から連絡バスが出ているものだが、24時間営業ではない成田はそうはいかない。そんな状態でマックでダラダラ過ごしたうえ、新宿からのリムジンバス代より高いタクシー代を払うのはなんだか気に食わない。
考えた結果、2時間も時間があるから、成田空港まで歩いていってみることにした。駅前の地図で見た感じからすると、歩いても2時間はかからなそうだったからだ。格安LCC旅行体験だし、アクセスもとことん格安にこだわってみようと考えたのだ。
成田空港は徒歩での専用入口がなく、徒歩では行けないと言われている。しかし、空港内には、従業員のものと思われる自転車が見られる。チャリで行けるなら歩いても行けるはずだ。入口がどこか正確には分からないが、国道295号線を進めばおそらくは入口があるだろう。時間が遅くなったり、仮に入口が見当たらなかったりしたら、電話でタクシーを呼べばいい。とりあえず成田駅を出発し歩いて行くことにした。
成田駅からしばらく北上し、イオン成田の脇から国道295号線を進むのが分かりやすいがやや遠回り。そこで、京成線を目印に歩き始めることにした。
歩きはじめてから、空港への入口位置を調べようと携帯で検索をかけてみた。歩いては行けないとするサイトばかりがヒットしたのだが、その中に歩いて行けた!というサイトがわずかながらあった。
そのうちの一サイト(まめめも)にかなり詳しい解説があった。よくよく読み込んで、詳しい位置を調べたかったのだが、写真が重すぎるせいか携帯では表示ができない。解説文はテレビのテロップ形式でゲートの番号が書かれていないので、はっきりどこに行けばよいかは分からなかった。(こういうとき、正直はやくスマホに変えねば、と思う)
サイトに出ていた文の感じからすると、第二ターミナルより西側の貨物地区側に出口があって、すんなり出れたとのことが書かれていたので、迷ったらそこを目指すことにした。
まず京成成田駅の東口へ。そこからいったん北上して京成線の高架に達したら、そこで右折。京成線からできるだけ離れないように歩いた。

京成線沿いの道になったとたん、かなり寂しい田舎道になった。ここはまだ電灯の光があって歩きやすかった場所。この先10分も歩いたら、一切街灯がなく足元も見えない道になった(写真撮ったけど何にも写らなかった(苦笑))。かなり冷え込んできたし、カイロとか懐中電灯を持ってくるべきだった。
昼間降った雨のせいで道はぬれている。田舎道のせいか道は結構凸凹。街灯がまったくない区間もあって足元が見えないから、何度も滑って転びそうになった。日帰りで荷物がないからなんともないけど、荷物があったらとんでもないことになりそうだった。
暗い道を延々歩き続けて1時間弱でさくらの山に到着。このあたりまで来ると空港の明かりもあって少し歩きやすくなった。ここからさらに東進し、2時半頃にJALホテル前に辿り着いた。
ここまで来れば、成田空港までは15分程度だろう。少し時間が早いので、隣にあったセブンイレブンで時間をつぶした。このセブンから空港までは国道295号線に出ればすぐだ。
3時頃に店を出て、国道沿いの歩道を進んだ。クソ田舎の成田だが、さすが空港まわりは歩道と街灯がしっかり整備されていた。
ここから第二ターミナルへ抜けるには、車道の場合、この国道から空港に入るときに通過する第2ゲートが近い。徒歩の場合もそのまま車道東側の歩道を進めば簡単に行けそうに思えたのだが、空港入口のほんの数十メートル手前で(歩道は続いているのに)歩行者行き止まりの看板が出てきてしまった。

歩行者行き止まりの看板。歩道は続いているんですが、、、。あれ、国交省は歩行者も自転車も通れると標識を出していますね。正しいのはどっち?
■ひどいぞ、通行止
仕方がないので、道の反対側(西側)の歩道から貨物地区へ抜ける方針に変更した。これは前述のサイトに出ていたと見られるルートで、第3ゲートを目指す形だった。
こちらは歩道が一切通行止にはなっておらず、ほどなくして目指す検問所が見えてきた。
検問所は車道側のゲートは閉まっていた。一見閉鎖中にも見え、厳重警備な感じだったが、歩道部分が小さく開いて通れるようになっていた。もちろん警備員付きだ。
成田空港では駅でも検問があって身分証明を確認する。いつもの感じで運転免許証を見せて通り過ぎようとしたら、「職員ですか?」と止められてしまった。
朝一の飛行機に乗ると告げたら、一般旅客は道を挟んで反対側にある第2ゲートに回れと言う。
警備員が言うには、第3ゲートは職員専用なんだとか(前出サイトの人は出るときの通過で職員と間違えられたから通れたようだ)。左側の道を進み、歩道橋とトンネルをくぐった先に第2ゲートがあると言う。
ぱっと見た感じでは、さっき行き止まりになった東側歩道を進んだ先にあるように思える。
とりあえず、教えてもらったとおり、分かりにくい道を上ったり下ったりしながら進んだら、目の前に第2ゲートが姿を現した。
このゲート、やっぱり、さっき行き止まり表示が出ていた歩道をそのまままっすぐ来れば来られたようで、とんだ遠回りになってしまった。
やっと辿り着いた成田の入口。「自転車はおりて通行」といかにも歩いて行けそうな表示が出ていたので、余裕で通過しようとしたら、またまた検問でひっかかってしまった。
今度は完全に不審者と間違えられたようで、身分証に加え、搭乗券まで見せろという。深夜だから仕方がないけど、電車から下りるときのろくに見てない検査とは大違い。乗るのがLCCで搭乗券を印刷してきてたからよかったけど、チケットレスで予約番号しか把握してなかったら、なかなか信じてもらえなかっただろう。

最後にゴタゴタはしたものの、3時15分ごろ無事成田空港内へ着けた。開館前の第二ターミナル前はまだ節電中で明かりが暗い。人っこ一人おらず、なんだかいつもと雰囲気が違っていた。
■ひどいぞ、NARITA
約10分待って少し早まった開館と同時に館内へと入った。
まだ新宿からのリムジンバスが着いておらず、文句なしの一般旅客一番乗りだ。
この大空港の大ターミナルを独り占めだ!
と思ったら、、、なぜか先客がいる。
よくよく見てみたら、ロビーのソファには一般客がいっぱいゴロゴロしていた。
この人たち、職員なんかではなく、れっきとしたお客さん。なんと昨晩から泊まっていた人たちがいたのだ。それも一人や二人ではなく、3、40人ほど。中には起きていて館内の自販機でジュースを買っている人もいた。
これにはさすがにビックリだった。
成田は公式には夜間泊まれないと公表している。だいたい、出資している成田スカイアクセスも含め、早朝便にあわせて電車もなく、早朝便用の公共アクセスは、深夜バス以外にはないのでそれを利用しろと宣伝しているぐらいだ。
それなのに宿泊者がいるとはどういうことなのか。
空港周辺にはホテルもたくさんある。それを斡旋したっていいだろう。
こっちは一睡もせずに寒くて暗い中延々歩いてきた。
喉が渇いてもすぐ購入が出来る状態でもなかった。
しかも入口では不審者扱いまでされた。
泊まっていた人たちは、開館時間になってもソファに横になって占領したままグースカしている。
泊まれるなら前日終電で来て泊まりたかった。この待遇の差はないだろう。棒のようになった足をさすりながら、さすがにイラッとしてしまった。
※この日、新宿発のリムジンからはWAJ側で8人、JJP側で15人が降りた。結果としては新宿でそのまま待っていても余裕で乗れたことになる。前日新宿で予約状況を確認したとき、予約済は20人ほどと言っていたので、この日は当日乗車はほとんどいなかったようだ。

みなさん気持ちよさそうに寝てますね、、、。泊まれないはずなのに泊まれるなんて、ひどいぞNARITA。
■ひどいぞ、AIRASIA
エアアジア・ジャパン(WAJ)の窓口は開館時には開いておらず、午前4時過ぎになってからやっと待合室への入場がはじまった。
出発ロビー内の店舗は5時を過ぎないと開かない。だから出発ロビーにいてもやれることがないし、新しい北側国内線施設をじっくり見てみたかったのと、中に開店したというエアアジア・カフェでじっくり品定めをしたかったのもあり、一番乗りで待合室へと入り込むことにした。
WAJでは自動チェックイン機を設置していたものの、印刷してきたちゃんとした搭乗券があるので無視。出発口に行ったら、入場スタンプを押され、会員制イベントの受付みたいに一覧表に印を付けられての超アナログな入場だった。
だが、この待合室は簡素すぎた。
WAJ専用待合室だからたいして広くもなく、あるのは待合空間と搭乗口、売店、トイレだけ。あっという間に見学が終了してしまった。しかも、期待していたエアアジア・カフェはなんと搭乗開始時刻の5時半からの開店で、事前の物色は不可能だった。
結局、待合室に入ってすぐに何もすることがなくなってしまった。
暖かいものでも飲みながら、ゆっくり搭乗を待とうと思ったのに、完全な無駄足。ゲートの外なら、起きはじめたばかりのターミナルを散策することもできるが、いまさらゲート外にも出られない。そのまま1時間以上椅子に腰掛けたまま過ごす羽目になってしまった。
6時5分発の那覇行きは5時半過ぎから搭乗が始まった。売店が5時半からなので、開店直後に客が殺到し、機内用の飲み物を買うのも一苦労だった。改札が間に合うかヒヤヒヤしながら購入し、バタバタとランプバスへと乗り込むことになった。
今夏に就航したWAJとJJPはともに北端あたりの100番台の沖留めスポットを使用していた。WAJの場合は距離が短いからまだいいが、南側を使っているJJPは搭乗までに少し時間がかかりそうに見えた。
バスはスイスイとエプロンを走り、すんなり機体の脇に着いた。しかし、ここで足止め。LCC恒例のバスん中での待ち時間が始まった。
このバス待ち、Peach Aviation(APJ)のときも体験していたので覚悟はしていたが、今回は10分以上カンヅメされ、さすがにイライラしてしまった。折り返しの時だったら、時間を短く設定しているから目をつぶるところだが、朝一便でこれはないだろう。
ただ、運航はやや遅れた程度だった。
やっと入れた機内では、濃い化粧のスッチーが出迎えてくれた。機内も赤を基調とした濃いー印象で、なんだか落ち着きづらい感じだ。
WAJは、離着陸時電気製品の使用が禁止されている。離陸前に近くにいた新人ぽいスッチーに、フイルムカメラの使用を確認したら、一度はダメと言われたが、チーフに確認してくれ、最終的には使用して問題ないとの回答を得られた。
今回の空は、成田を出てしばらくしたら雲だらけ。飲料が出るわけでもないし、徹夜明けだったから機内は完全な睡眠時間だった。
一度ちょっと起きてトイレに行ったものの、ほとんどの区間は爆睡。気が付いたら那覇への着陸寸前で、せっかくの空の旅はほとんど楽しめなかった。
※今回の便は左側窓席をとったのだが、左側は大失敗だった。成田が北への離陸を予想し左にしたのだが、離陸後は近道の左旋回ではなく右旋回で成田を空からは写せなかった。到着した那覇は駐機場が北端だったので、右側でないと見ることができない配置だった。飛行中は雲が多かったが、よく考えてみたら日本列島を眺めるなら右側だ。南西に進んでいたので、左側は朝日も眩しくあまり良いことがなかった。

10分以上待たされてやっと搭乗開始。WAJのデザインはエアアジアグループで最も新しいデザインなのだそうだ。入口は一か所だけ、、、。
■意外とひどくない、LCCターミナル
成田の出発は若干遅れたが、那覇にはほぼ定刻到着だった。
那覇の新ターミナルは、日本初のLCCターミナルを利用する。今日の見学はここがメインだ。
貨物のビルを改装したところがまずなによりも驚きだろう。
飛行機を降りた先、大きなシャッターを開けたところが建物の入口で、ここだけで度肝を抜かれてしまった。さらに、入口を入ったところにあった手荷物受取場には受け渡しの台すらなく、とても新鮮な印象だった。
建物は壁や天井の装飾は確かにない。売店も貧弱だ。ようは面白さや芸術性は完全に欠けている。しかし、多目的トイレやAEDの設置など実用的な部分には一切漏れがない。なにより歩く距離も短く平面移動だから、空港機能という面ではかなり優れたターミナルに見える。
マスコミは、簡素だとか歩いての搭乗だとか、かなり驚きをもって伝えていたけれど、地方の空港はこんなの当たり前。芸術のすごさが分からない自分には、装飾に金をかけている他の空港とたいしてかわらない、むしろシンプルでより良いようにも思えた。
今日のメイン見学先だったが、施設自体はコンパクトにまとまっていて、見学はすぐ終えられた。そこで那覇空港の外回りをじっくり見学する方針に変更することにした。
まずは館外に出るため、専用バスで国内線ターミナルへ移動。その後、路線バスに乗り換えてフリーゾーンで降り、LCCターミナルがある貨物地区の正面玄関へと向かった。
※那覇のLCCターミナルは貨物地区にできたのだが、貨物地区は入口にゲートがあって一般人立入禁止になっている。このため、LCCターミナルには、専用バス以外で出入りが出来なくなっている。ターミナル自体は意外とよかったが、このアクセスは最悪だった。
専用バスは、国内線ターミナルのバスのりばから運行されている。ただ、飛行機の運航時間帯にあわせた運行のため、飛行機便が少ない現在は昼間などにアクセスできない時間帯がある。タイミング良くバスが運行していれば良いが、到着便に対しては、飛行機到着30分後までしかバスが走っていないのでターミナルに置いてきぼりにならないよう注意だ。

まず驚かされるターミナルへのアプローチ。シャッターが開けられ、デカイ口をあけていた。
■ひどいぞ、定休日
貨物地区は元々旅客ターミナル地区だったところだ。那覇市内から来た場合、貨物地区は市内から一番近い位置にあり、貨物地区の正面入口は那覇空港の玄関にあたっていた。
空港トンネルが出来て、その役割がやや変化。目の前の道の交通量は減ったものの、空港名を記したモニュメントがあるなど、玄関らしさは健在だった。
貨物地区を正面入口前から眺めたあとは、隣接する国交省地区を時計まわりにまわり、今度は裏から貨物地区をのぞき見した。
貨物地区の裏側は旅客地区がこのあたりにあったとき、県道の終点だったところだ。当時は旅客が行ける空港前の最も深い位置だったが、いまはエプロン側から回りこまないと行けなくなっていた。こちら側は、史蹟があったり、お墓があったりとおよそ空港内とは思えない雰囲気が広がっていて、新しい発見だった。
少し改装した国際線ターミナルに寄りつつ戻り、国内線ターミナルには正午すぎに到着した。これで旅客ターミナルの北側はだいたい調査終了だ。
ちょうどお昼時になったので空港食堂で昼飯を済ませたあとは、今度はターミナル地区の南側へと歩き始めた。さすがに瀬長島までは遠いので向かえないが、タクシープールの少し先にモノレールの車庫があり、記念館が併設されているとのことだったので、歩いて行ってみたのだ。
記念館までは歩いて10分ほどだったが、行ってみたら日曜日は休館日だった。
北側は以前に空港入口まで行ったことがあるので、この先は行く必要はない。しぶしぶ空港へと引き返した。

貨物地区の裏側にはちょうどWAJの機体がわずかながら眺められる空間があった。真正面に見えるのはJAL棟。貨物地区は元旅客ターミナル地区で、LCCターミナルが入るANA棟やJAL棟があった付近に旅客ターミナルがあったという。いまWAJが駐機してるあたりには同じように国内線の飛行機は駐機していたんだそうだ。
■ひどいぞ、遅れの対応
とりあえずLCCターミナルと空港外回りの調査はこれで終了だ。時刻はまだ13時過ぎで、飛行機までは4時間以上ある。
館内では1階で新しいSKYの第二カウンタ、2階でJJPのカウンタを見たら見学はほぼ終了だったが、今から那覇市内に出るのも面倒臭くなってしまい、結局国内線ターミナルでダラダラ過ごすことにしてしまった。
空き時間は、売店で少し時間をつぶしたあとは、ラウンジ華で過ごし、JJPのチェックイン開始時刻にあわせて部屋を出た。
JJPはすでに搭乗券を印刷済だし、預ける荷物もないので、このまま行けそうだ。だが、カウンタの前にはチェックイン機が並んでいる。何も手続きしないのは不安だし、物は試しと、バーコードをかざしたら、窓口に声かけするよう指示する紙が出てきた。
窓口はまだ準備の真っ最中だったが、いた係員に聞いてみたら、印刷して持ってきた搭乗券で大丈夫で、手続きは一切不要だったことを教えてくれた。印刷した搭乗券には、搭乗口と集合時間の記載がなかったが、係員は手書きで、「24」と「17:00」と記入してくれた。空港が用意した案内板にもまだ表示されていなかったから、これは必要な情報だろう。
24番搭乗口はJAL側(南側)の一番先端の搭乗口だ。カウンタも南端にあるし、出発口も南側のAを利用するよう看板が出ていたが、今回はあえてANA側(北側)の出発口Bへと進んだ。JALとANAは専用端末に搭乗券のバーコードをかざさないといけないので、逆側から入場ができないのだが、JJPは券を見せるだけだからすんなり通過できた。
南側が混んでいるとき北側に回れるから、両方から入れるのは結構プラスポイントだろう。
搭乗待合室内を軽く見てまわったあとは、ゲート付近で時間をつぶした。
ゲート付近で待っていたのだが、17時集合で、時刻表だと関空からの便が17時に着くはずなのに、17時になっても搭乗機が到着しない。遅れが確実だったが、案内は出ないし、放送も入らなかった。
ここがLCCと大手の一番の違い。
遅延するなら、搭乗開始時刻の目処だけでも言ってくれれば、売店に行ったり、トイレに行ったり、タバコを吸いに行ったりして時間つぶしができる。しかしそれがないので搭乗口付近にいるしかなく、なんだか時間を無駄にした感じだった。
結局搭乗機は10分ほど遅延して到着。
降機した人の大多数は外人で、国際線からの乗継利用者に浸透している様子がうかがえた。ジェットスターグループは日本に結構前から進出してきているし、JJPはLCCの中でも結構浸透している印象だった。
結局搭乗便は20分ほど遅れての運航となった。
JJPは、スッチーの年令が高く、姿勢はLCC3社の中で一番きちっとしていて、ようはベテラン色が濃い感じだった。対応の仕方や機内放送等はJALに近い印象だった。担当のスッチーも頻繁にお客さんに声かけをしていて、大手のサービスに慣れたお客さんには一番乗りやすいのではないかという感じがした。
成田にはやや遅れて到着した。
駐機したのは、朝WAJで出たのと同じ北端あたりにある100番台の沖留めエリアで、ここからランプバスによる輸送だった。
WAJも同様なのだが、ここからは南側国内線施設へと向かう。第二ターミナル本館の脇を北側から中央を越えて南への移動で、やや効率が悪かった。
バスおりばから手荷物受取場までは階段でいったん二階へあがる構造で、二レーンあるベルトの脇を通り過ぎたら出口と、JALとSKYが使うこれまでの国内線到着動線と大差はなかった。
ただ、出口を出るとすぐにチェックインカウンタ脇の通路に出るのはこれまでと大違い。
境目の扉の外には電光掲示も待合用の椅子もなく、警備員がいないので、お出迎えの人は困りそう。通路にいきなり出るから、出迎えの人は奥に出迎え用待合所があると勘違いしそうで、実際、自分が出たら、それで扉が開いた隙を狙い、お客さんが一人逆流していた。
成田は最近よく来ていて調べるものがないので、そのまま帰路に。検索をかけたら、品川までは、京成で船橋まで行きJRに乗り換えるのが一番安くて早いと出たので、初めて船橋で乗り換える経路を利用した。
徹夜からスタートした思い付き旅行。LCCにしては高めの値段を支払った眠たい旅だった。

成田では屋根なしの降機だった。写真がブレブレでスミマセン、、、。
■今日の教訓!
・[成田]徒歩の時は国道へ←国道を外れると超田舎道で真っ暗。
・[成田]徒歩の時は第2ゲートへ←歩道は通行止標識が出ています。
・[成田]無理を言えば泊まれます←いっぱいいたよ、宿泊者。
・[成田]WAJ待合室にはゆっくり入るべし←売店開店は搭乗時刻の5時半以降。
・[成田]WAJバス待ちに注意←飛行機を目の前にかなり待たされます。
・[那覇]LCCへは専用バスで←徒歩では行けないので要注意。
・LCC遅延時は放送に注意←放送がなかなか入らない。
■実際の旅程
11/18 SUN
千 葉 駅00:05(都営新宿線)→00:36成 田 駅
成 田 駅00:40(徒 歩)→03:30[成田国際空港]
[成田国際空港]06:05(WAJ8661便)→09:25[那覇空港]
[那覇空港]17:30(JJP0136便)→19:55[成田国際空港]
[成田国際空港]20:30(京成線等)→23:00自宅
(宿泊なし)