■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 6月からAPJが就航へ
Peach Aviation(APJ)は21日、2013年サマーダイヤ期間(平成25年3月31日〜平成25年10月26日)の国内線運航計画を発表し、新たに新石垣空港に就航すると発表しました。
APJが発表したのは新石垣空港への就航。6月14日から関空-新石垣線1往復、9月13日から那覇-新石垣線1往復の運航を開始する予定です。
新石垣への格安航空会社(LCC)の就航は初めて。運賃格安化が期待されており、APJでは関空線は6190円〜26990円、那覇線は3290円〜14790円と既存各社より安い運賃を発表しています。
新石垣への就航は、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)のJAL系2社とANAに次ぐ決定になります。新石垣空港の旅客ターミナルは元々JAL、ANA2グループ参入を想定して造られ、最終的にカウンタは3社分しかない予定です。APJは少便数での就航のため、独自のカウンタを設けるのか、カウンタは設けずに資本関係のあるANAに手続きを委託するのか注目されます。
新石垣就航をめぐっては、昨年12月にスカイマーク(SKY)が就航を発表したものの、9日に突然、「施設確保等」の問題から延期しています。
SKYは、昨年、那覇側の施設不足を理由に新石垣開港の3月7日に就航できないことが一度報道されています。この報道以降、石垣市長がAPJに就航を打診したことも報じられており、就航になかなか踏み切れない間にカウンタをAPJにとられた可能性も指摘されています。
■2013年サマーダイヤ期間のスケジュール決定(APJ公式サイト)
http://www.flypeach.com/Portals/1/PressReleases/2013/130121-Press-Release-J.pdf
■ピーチ就航に前向き 中山市長が新空港開港で要請(八重山毎日新聞公式サイト)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/21657/
2013年01月22日
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