■関西国際空港(関空) 夏ダイヤから多数路線で増減便へ
国内航空各社の多くは1月30日までに、今夏のダイヤ(平成25年3月31日〜平成25年10月26日)を発表しました。関西国際空港(関空)では多数の路線で増減便が予定されています。
夏ダイヤで一番の注目点は、APJによる路線拡大とSKYの撤退。
APJは、4月12日から仙台線2往復、9月13日から新石垣線1往復が予定されています。
一方、SKYは4月1日から新千歳線2往復と那覇線2往復を運休し拠点撤退します。
その他の各社も多数の路線で増減便の変更が予定されています。
ANAは、夏期に季節定期便として運航してきた稚内線1往復を運休します。
JALグループは、4月16日から6月30日まで那覇線1往復を増便します。
スターフライヤー(SFJ)は、東京国際(羽田)線1往復を増便します。
ジェットスター・ジャパン(JJP)は、新千歳線、成田国際線、福岡線、那覇線の4路線6往復を減便します(一部期間のぞく)。
APJは新規就航の2路線以外に福岡線、長崎線、鹿児島線の3路線3往復を減便するなど一部期間で各路線で減便が予定されています。
SFJ羽田線は、現在運航している4往復はANA共同運航便となっていますが、増便する1往復については共同運航が発表されていません。ANAの別便とほぼ同時刻運航となっており、単独運航になるとみられます。SFJはこのほかに関空-福岡線に参入する意向を示しています。
格安航空会社のAPJ、JJPの2社は期間を細かく分割。需要を考慮し、閑散期に減便する運航に変更されます。運航時刻が統一されないため、分かりにくさが増しています。
SKYは関空を撤退して近畿圏は神戸に集約。JJPは全路線で減便を実施するなど、路線を整理する動きも見られます。
今回のダイヤ変更により、関空発着は、6社9路線60往復から5社10路線56往復前後に変更されます。
■3月31日以降の関空発着便就航先と便数
千歳 JAL4 ANA5 APJ5* JJP1(▲2)
函館 ANA1
仙台 APJ2(+2)*NEW!
成田 JJP1(▲2)*
羽田 JAL2 ANA4 SFJ(ANA)4 SFJ1(+1)
福岡 ANA1 APJ4(▲1)* JJP1(▲1)
長崎 APJ1(▲1)*
鹿児島 APJ3(▲1)*
那覇 JTA4(+1)* ANA5 APJ3* JJP1(▲1)
石垣 JTA1 ANA1 APJ1(+1)*
*新千歳 SKY2運休は4/1〜、APJは4/8〜4/25と5/7〜5/16は3+週2・5/17〜6/13と9/24〜10/26は3+週3
*仙台 APJ2就航は4/12〜・9/1〜APJ1増便
*成田国際 JJPは3/31〜6/5は2、6/6〜は1
*福岡 APJ1減便は4/8〜4/25・5/7〜8/9・8/19〜10/26
*長崎 APJ1減便は4/1〜7/31・9/1〜10/26
*鹿児島 APJは4/8〜4/25と5/7〜7/11は2+週1・3/31〜4/7と8/10〜8/1は4
*那覇 SKY2運休は4/1〜、JTA1増便は4/16〜6/30、APJは4/8〜4/25と5/7〜6/13は2+週1・7/12〜9/23は4
*新石垣 APJ1就航は6/14〜
(季節定期便はのぞく)
2013年02月05日
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