■那覇空港 夏ダイヤでSNAとSKYが路線大幅変更へ
国内航空各社は6日までに、今夏のダイヤ(平成25年3月31日〜平成25年10月26日)を発表しました。那覇空港ではソラシド エア(スカイネットアジア航空、SNA)とスカイマーク(SKY)の就航路線が大幅に変更されます。
夏ダイヤで一番の注目点は、SNAとSKY就航路線の大幅な変更。
SNAは3月31日から熊本線と長崎線各1往復を運休する一方、6月1日から神戸線3往復の新規就航が予定されています。SKYは4月1日から関西国際(関空)線2往復と宮古線3往復(関空線1往復分は3月31日から)の運休が予定されています。
乗り入れている各社は多くの会社で増減便が予定されています。
ANAは、SNAの路線変更に合わせ、3月31日から熊本線と長崎線各1往復に新規就航する一方、6月1日から神戸線3往復を運休します(神戸線は共同運航便として3往復を継続設定)。増減便は中部国際線1往復と新石垣線1往復を減便、新千歳線1往復を冬期運航から通年化します。
JALグループは、4月16日から6月30日まで関空線1往復を増便するほか、3月31日から東京国際(羽田)線1往復を増便します。
SKYは、関空線と宮古線運休のほか、羽田線2往復(現行3往復+週3往復から5往復化)を増便します。
Peach Aviationは、9月13日から新石垣線1往復を新規就航するほか、7月12日から9月23日まで関空線1往復を増便します。
ジェットスター・ジャパンは、関空線1往復を減便します。
エアアジア・ジャパンは、増減便はありません。
SNAは、神戸線の新規就航と熊本線・長崎線の運休以外に増減便はありません。
第一航空は夏ダイヤがまだ発表されていません。
羽田線は羽田増枠の活用で週18往復増便となり、1日28往復化されます。
大阪路線については、今回の路線変更により、関空線は大手と格安航空会社(LCC)、大阪国際線は大手のみ、神戸線は新興のみ(SKYとSNA)の競合となり、運航会社別で結ぶ空港が分かれる面白い状況になります。
今回のダイヤ変更により、那覇発着は、29路線145往復+週5往復から29路線142往復+週2往復に縮小されます。
■3月31日以降の那覇発着便就航先と便数
千歳 ANA1*
仙台 ANA1
茨城 SKY1**
成田 JAL1 ANA1 SKY2 JJP3 WAJ1
羽田 JAL14(+1) ANA9 SKY5(+2*)
新潟 ANA1
小松 JTA1
静岡 ANA1
中部 JTA4 ANA3(▲1)* SKY2
伊丹 JAL1 ANA1
関空 JTA4(+1)* ANA5 APJ4(+1) JJP1(▲1)
神戸 SNA(ANA)3* SKY3
岡山 JTA1
広島 ANA1
高松 ANA1
松山 ANA1
福岡 JTA6 ANA8 SKY3
熊本 ANA1*
長崎 ANA1*
宮崎 SNA(ANA)1
鹿児島 ANA1 SNA(ANA)2
奄美 RAC1
徳之島 FFC1**
沖永良部 FFC1
与論 RAC1
北大東 RAC週4
南大東 RAC1/週3
久米島 JTA1 RAC6
宮古 JTA7 RAC1 ANA5
石垣 JTA8/週2 RAC1 ANA8(▲1) APJ1(+1)*
与那国 RAC1
*新千歳 ANA1冬期運航を通年化
*東京国際 SKYは3・週3から5に変更
*中部国際 ANA1減便は〜5/31と10/1〜
*関西国際 JTA1増便は4/16〜6/30、APJ1増便は7/12〜9/23、SKY2運休は3/31〜
*神戸 ANA3運休、SNA(ANA)3就航は6/1〜
*熊本 SNA(ANA)1運休、ANA1運休は3/31〜
*長崎 SNA(ANA)1運休、ANA1運休は3/31〜
*宮古 SKY3運休は4/1〜
*新石垣 APJ1就航は9/13〜
**百里茨城SKY1・徳之島FFC1は経由便
2013年02月07日
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