■東京国際空港(羽田空港) 6月からデルタ航空がシアトル線就航へ
デルタ航空(DAL)は6日、6月1日から東京国際空港(羽田空港)-シアトル線を就航すると発表しました。
DALが就航を発表したのは、羽田と米国西海岸にあるシアトル・タコマを結ぶ路線。6月1日(羽田発は6月3日(2日深夜))から1日1往復が予定されています。
DALは昨年9月に羽田-デトロイト線を運休しています。羽田と米国間の路線は運航できる枠が制限されており、シアトル線はデトロイト線用の枠を振り替える形で米国運輸省に再申請し許可されたものになっています。
枠の付け替えをめぐっては、デトロイト線が中西部の都市である点などが考慮されて許可された経緯もあることから、他の米国航空会社各社が猛反発。他社も路線開設を申請していましたが許可されず、DAL内での付け替えで決定となりました。
米国の航空会社が運航する羽田-米国線は、羽田側が深夜着発であることに加え、東日本大震災による影響などもあって利用者が維持できない状況が続いています。このため、各社が欲しがる貴重な枠ながら、平成22年の就航後、断続的に長期間運休が発生しています。
シアトル線が安定的に運航されるか注目されます。
■デルタ航空、米国運輸省によるシアトル-羽田便の正式承認を歓迎(DAL公式サイト)
http://delta.jp.mediaroom.com/index.php?s=43&item=1247
2013年02月08日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック