| 旅客ターミナルの特徴 (写真は平成25年2月撮影) 地上2階建て。平成25年4月に新ターミナルがオープンしました。 駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1層方式です。搭乗に関係する施設はすべて1階にまとまっていて、2階はユーティリティスペースと展望デッキがあるのみになっています。 館内のサインは、濃灰地に白文字が主流で、床面設置のものもあるなど斬新です。 |
| ターミナル前面 (写真は平成28年7月撮影) ターミナルビルの目の前に小さな交通広場がある前面です。 バスのりばは1か所です。(調布駅まで約14分) ■のりば 調32 武蔵境営業所行(深夜バス有)=小田急バス 調40 調布駅北口行=小田急バス 調51 三鷹駅行(西野経由)=小田急バス 調58 三鷹駅行(海上技研経由)=小田急バス
※令和04年10月24日:みたかシティバス 三鷹台・飛行場ルート 三鷹台駅行 運休 ※平成29年03月30日:みたかシティバス 西部ルート 杏林大学病院行 運休、三鷹台駅行 新設 |
| 1階 出発・到着ロビー (写真は平成25年6月撮影) 1階はほぼ全面にわたりロビーが広がっています。2階までの吹き抜けになっていて、白を基調した明るいイメージのロビーです。チェックインカウンタは、ランド側入口を入って右側、保安検査場は左側、搭乗待合室は正面エプロン側、到着口は正面右奥にあります。 |
| 1階 チェックインカウンタ (写真は平成25年6月撮影) 1階出到着ロビー脇にあります。新中央航空のカウンタがあります。白色を基調にしたカウンタの背面に黒い案内ボードが掲げられ、きれいな印象です。 |
| 1階 保安検査場・搭乗待合室 (写真は平成25年6月撮影) 1階出到着ロビー脇に保安検査場があり、搭乗待合室はエプロン側に広がります。いずれもガラス張り空間となっていて、出到着ロビーからはエプロンまで丸見えです(写真は出到着ロビーから撮影)。 運航する新中央航空は客室乗務員がいないため、搭乗待合室には救命胴衣などの説明が立っています。 |
| 1階 到着口・手荷物受取場 (写真は平成25年6月撮影) 1階エプロン側にあります。搭乗待合室と同様にガラス張り空間となっていて、出到着ロビーからは見ることができます(写真は出到着ロビーから撮影)。 手荷物受取場にベルトはなく、台での受け渡しになります。 |
| 2階 ユーティリティスペース (写真は令和3年10月撮影) 2階にはユーティリティスペースがあります。元々店舗区画として考えられていた様ですが、出店はなく、屋内からエプロンを眺められるスペースになっています。建物完成当初はテーブルと椅子がありましたが、現在は撤去され、ただの空間となっています。店舗運営者を募集中でした。 |
| 2階 展望デッキ (写真は令和3年10月撮影) 2階の一部が屋上展望デッキとなっています。屋根はなく、エプロン側はガラス張りです。 |
| 2階 展望デッキからのながめ (写真は令和3年10月撮影) 正面には、調布飛行場跡地を活用して造成された地区として武蔵野の森公園の運動場や大学施設等が見えます。その向こう側に富士山が建物で隠れるように見えます(写真左奥の白い建物の奥側)。展望デッキから富士山までの距離は約80キロです。静岡空港と同距離の近さで、国内の空港で最も近くに位置しています。 旅客ターミナルは滑走路の東側にあり、午前中が順光。滑走路の中央付近に位置し、離着陸する瞬間はやや斜めに方向になることが多いようです。ガラス張りのため、撮影には不向きです。 |
| 1階 島しょ特産品展示コーナー (写真は平成28年7月撮影) 伊豆諸島への路線が発着することから、ターミナル1階には島しょ部のPRスペースがあります。 特産品展示コーナーのほか、広報・チラシ、珍しいものとして、特産品の自動販売機があります。 |
| 地上アクセス施設(駐車場) (写真は令和3年10月撮影) ターミナルの前と南方に541台収容の有料駐車場があります。 レンタカー各社は周辺にはありません。 |
| 地上アクセス施設(駐輪場) (写真は令和3年10月撮影) ターミナル北側、旧旅客ターミナル跡地の更地が駐輪場として案内されています。 屋根や路面標示、ラックなどが整備されているわけではありません。 ここは駐機場の目の前でフェンスを隔てて航空機を間近に見ることが可能です。ここから見る富士山は、ちょうど建物と建物の間に入り込むので、展望デッキで見るよりもきれいに見えます。 |
| 地上アクセス施設(シェアサイクル) (写真は令和3年10月撮影) ターミナル前南側にシェアサイクルHELLO CYCLINGの無人貸出ステーションがあります。 調布市・三鷹市以外の場所にある別のステーションでの返却(ワンウェイ利用)も可能です。 |
| 周辺見所施設(広場) (写真は令和3年10月撮影) 空港入口のすぐわきに小さな広場があります。飛行機型の遊具があるほか、ベンチで一休みできる空間になっています。 |
| 周辺見所施設(JAXA航空機出入口) (写真は令和3年10月撮影) ターミナル地区のすぐ北東、大沢グラウンド通りを挟んだところに宇宙航空研究開発機構(JAXA)調布航空宇宙センター飛行場分室があります。 通りに面した部分に、航空機出入口(写真右側)、エプロン、格納庫があります。航空機出入口の正面は空港の第4ゲート(写真左側)となっており、航空機を飛行場と行き来させる際は、これらのゲートを開閉し、通りを横断します。 |
| 周辺見所施設(プロペラカフェ) (写真は平成21年2月撮影) ターミナルビルの南方にある日本エアロテックの建物に、一般人が利用できるカフェが開設されています。窓際では滑走路が一望できるほか、すぐわきに格納庫があり、飛行機を間近に見ることができます。 立入が制限された区域にあるため、大沢グラウンド通りから空港区域に入場する際に「空港用地立入カード」への記入が必要です。 ※平成29年?*年**月**日:区域への入場方法変更 |
| 周辺見所施設(飛行場跡地(武蔵野の森公園等)) (写真は平成25年2月撮影) 空港周辺は、調布飛行場跡地を利用して大規模に開発が進められています。 空港西方には東京外国語大学等複数の文教施設や榊原記念病院などを整備。南西部には調布市のシンボルにもなっている味の素スタジアムや武蔵野の森総合スポーツプラザ、東部には大沢総合グラウンドなどのスポーツ施設があります。 さらに、北方を中心に空港をぐるりと取り囲んで「武蔵野の森公園」が広がり、空港を一望できます。公園内には、日本初の鉄道停車場でかつては海港でもあった汐留遺跡の石積み、47都道府県から寄せられた石の展示などがあり、他の港や国内各地との繋がりを体感できます(写真は都道府県の石を展示する「ふるさとの丘」)。 |
| 周辺見所施設(旧陸軍飛行場時代の遺構) (写真は令和3年10月撮影) 太平洋戦争中は首都防衛の要として旧陸軍基地だった調布飛行場。飛行場周辺には様々な遺構が残っています。 大沢グラウンド通りをターミナル地区から南下した大沢五丁目バス停の目の前に残っているのが門柱(当時の正門)です。この門柱のすぐ北側には、飛行場建設時に造られた玉石張りの水路跡も残っています。(写真) このほか、武蔵野の森公園には掩体壕が2基残存展示されているほか、サービスセンターで飛燕のプロペラ(公園整備中に発掘されたもの)が展示されています(掩体壕は白糸台付近にも2基あり)。また、空港東方の野川沿いには高射砲陣地跡(台座が残存)などがあります。 大沢グラウンド通りは、掩体壕がある付近は、西武多摩川線から倉敷飛行機工場(現JAXA付近)に敷かれていた引込線跡を活用しています(引込線跡はこのほかには、むさしの学園小学校の東側辺りの家屋並びにわずかに痕跡を残すのみ)。この引込線がそのまま活用されていれば空港ターミナルへの鉄道アクセスが完璧でした。 飛行場周辺の広い土地を持つ施設(JAXA、国際基督教大学、府中の森公園等)は、旧陸軍飛行場に関わる航空関係施設跡地を活用しており、周辺は調布飛行場と関係の非常に深い地域になっています。 |