■旭川空港 7月からSKY羽田線が復活へ
スカイマーク(SKY)は4月30日、7月1日から旭川-東京国際(羽田)線を就航すると発表しました。
SKYが新たに就航するのは、旭川-羽田線。7月1日から1日1往復するとしています。これにより、同線は、日本航空(JAL)、AIRDO(ADO)とトリプルトラック化されます。
SKYの羽田直行便就航は平成22年7月以来約3年ぶり。東京への路線は成田国際(成田)線と合わせ2往復となります。
SKYは、平成23年10月から東京への路線を成田線に一本化し、羽田線の時よりも格安の運賃で集客していましたが、JALとADOが羽田線の運賃を大幅に値下げしていることもあり、苦しい運航が続いていました。
今回は、新千歳-羽田線を1往復減便して羽田の発着枠を確保していますが、成田線と同じ昼間時間帯の運航で、需要の食い合いも懸念されます。
SKYは平成20年4月に旭川に就航していますが、東京への路線は目まぐるしく変化しています。就航当初は、羽田直行便1日2往復の運航でしたが、平成22年に3か月間だけ新千歳経由便に変更。再び直行便化したのち、平成22年7月からは再度新千歳経由便化しています。さらに平成23年10月には羽田線(新千歳経由便)、新千歳線をともに廃止し、成田線に一本化しています。成田線も2往復からスタート後、3往復を経て、5月現在は1往復のみで細々と運航が続いているのみとなっています。
旭川は冬場、新千歳が雪で使用できない際に代替空港として機能することが多く、拠点として維持する必要があるとみられています。
2013年05月04日
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