国土交通省(国交省)は13日、円借款により建設されるモンゴルの首都ウランバートルの新空港建設プロジェクトを三菱商事、千代田化工の共同企業体(JV)が受注したと発表しました。
三菱商事、千代田化工JVが受注したのは、新ウランバートル国際空港建設事業。契約金額は約500億円で、滑走路1本、旅客ターミナルビル等を整備します。完工は2016年内を目標としています。
このプロジェクトは、「既存空港の地理的条件(その立地条件により航空機の離着陸が制限されている)を改善するため、日本の技術と資金を活用する本邦技術活用条件(STEP)の円借款により」建設されるもの。滑走路は国内でもあまり見られない3,600メートルで、「モンゴルの更なる経済発展にとり、大きな意義を有する」としています。
国交省は「本件に対する今後の支援はもとより、引き続き広く海外へのインフラ展開の推進に向け取り組んで参ります。」と発表しており、建設のみならず、運営部分でも日本企業が活躍するか注目されます。
■モンゴルにおける新空港プロジェクトの我が国企業による受注について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku19_hh_000023.html
ラベル:ウランバートル