高松空港利用者利便向上協議会は19日、高松空港に一般車用の待機レーンを新設しました。ターミナルビル前の道路混雑解消などを目的とした社会実験で、来年3月まで設置されます。
高松空港に新たに設置されたのは、一般車用の待機レーンとターミナルビル前の一般車用の乗降場。出迎えなどを目的とした一般車がターミナルビル前に長時間待機しないようにするもので、待機レーンはバス・タクシーの待機場に新設されています。
レーンの新設により、ターミナルビル前では短時間の待機も禁止され、出迎えの車は一旦待機レーンで待機し、出迎え者がターミナルビル前に出てきてから乗降場に移動するものになっています。
ターミナルビル前の道路混雑解消などを目的としていて、来年3月まで社会実験として実施される予定です。
ターミナルビル前の道路混雑は、全国の多くの空港で問題となっており、今回の実験は、解決法のひとつとして注目されます。
ただ、待機レーンには、館内やターミナルビル前の様子や運航状況が分かるようなものはないうえ(隣接するタクシーレーンにはタクシー乗り場の状況が分かるテレビあり)、乗降場は到着エリア側ではなく、出発エリア側のターミナルビルから少し離れた位置にあり、やや利用が難しい印象。うまくいくのか注目です。
■高松空港における一般車の乗車場及び待機レーンの新設等(社会実験)について(高松空港公式サイト)
http://www.takamatsu-airport.com/news/info/post-18.html
ラベル:高松空港