国土交通省(国交省)は9日、空港における人命への影響が想定される施設等の総点検結果について公表しました。複数の施設で不具合が発見されたものの、
安全性に大きな問題はないとしています。
国交省が9日に公表したのは、「空港における人命への影響が想定される施設等の総点検結果」。不特定多数の利用者に危険が及ぶ可能性がある施設を総点検し、6月末までの結果をとりまとめ公表しています。
点検の対象には、空港のほか、非公共用飛行場、公共用ヘリポート、非公共用ヘリポートも含まれ、全211施設のうち、ターミナル地区の構内道路及び駐車場等が111施設、旅客ターミナルビル等が66施設で、目視又は触診、打音点検が実施されています。
構内道路及び駐車場等では27施設、旅客ターミナルビル等では1施設で不具合が確認されていますが、安全性には大きな問題はないと発表されています。
■空港における人命への影響が想定される施設等の総点検結果について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku09_hh_000040.html
ラベル:国交省