■宮古空港 SKY2便でも8月は順調に客数伸ばす
スカイマーク(SKY)は10日、8月の搭乗実績を公式サイトで公表しました。6月に再参入した那覇-宮古線は、搭乗客数が昨年同月より大幅に増加、搭乗率も就航以来最高の数値を記録し、競合する日本トランスオーシャン航空(JTA)を上回りました。
SKYが10日に公開したのは8月の搭乗実績。この中で、那覇-宮古線は、搭乗客数18,571人(昨年同月比+83.4%)、搭乗率86.0%(昨年同月比+62.7ポイント)であることが発表されました。昨年は夏場の搭乗客数と搭乗率が軒並み低迷しましたが、今年は搭乗客数が二倍弱の大幅増加となり、搭乗率は平成23年9月の就航以来最高値となっています。
昨年5往復だったものを、今年は一月通じて2往復化して提供座席数を絞ったのに加え、新石垣とともに本土-那覇線からの乗継割引を設定。さらに、今年は旧盆時期も含めて普通運賃を5,000円とした効果が出たと見られます。
再参入直後の6月は、搭乗客数、搭乗率ともに低迷しましたが、7月はなんとか持ちこたえ、ついに8月には軌道に乗った状況。早期の撤退は避けられそうですが、SKYは全路線の平均搭乗率は80.2%で、この状態を維持できるのか注目されます。
同路線については、5日にJTAが速報値を発表しており、搭乗客数61,146人(昨年同月比+15.0%)、搭乗率77.0%(+6.2ポイント)。ANAは毎月下旬に前月分の搭乗実績を公表しており、搭乗客数や搭乗率を増やしたのか減らしたのかまだ不明ですが、全体のパイが上がった可能性があります。
■搭乗実績(SKY公式サイト)
http://www.skymark.co.jp/ja/company/investor_loadfactor.html
■JAL・JTA・RAC月報(2013年8月速報値)(JTA公式サイト)http://www.churashima.net/jta/company/press/pdf/13054.pdf
■値下げの経緯などは宮古空港を見るとわかりやすいと思います
http://johokotu.seesaa.net/category/7345687-1.html
2013年09月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック