■宮古空港 各社客数増加、SKY搭乗率向上 8月実績出揃う
日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は8月の搭乗実績を公表しました。SKYが再就航したことでピンポイントの格安競争が勃発している那覇-宮古線は、各社ともに客数が増加。一方で搭乗率は、7月に引き続き、便数を減らしたSKYは大幅改善しています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。
SKYは7月に入ってから便数を3往復から2往復に減らし、本土-那覇線からの乗り継ぎ運賃を発売開始。8月はひと月を通じてその影響が出た月になっています。
8月の搭乗結果は、JTAが16.0%増、ANAが14.8%増、便数が3割減ったSKYも83.4%増と利用者増となっています。搭乗率も各社改善し、各社7割から8割台の搭乗率になっています。
■那覇-宮古線 8月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
JTA 59,011人(+16.0%)、74.3%(+ 7.5%)
ANA 30,333人(+14.8%)、74.3%(+ 7.7%)
SKY 18,571人(+83.4%)、86.0%(+62.7%)
2013年10月05日
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