第一航空(FFC)は9日、社長らが多良間村長を表敬訪問し、多良間-新石垣線の再開について話が出た模様です。
宮古毎日新聞によれば、「多良間−石垣線を2015年10月をめどに運航させる計画を示した」と報道されており、2年後に航路復活が期待されます。
機材は、FFCが那覇-粟国線などで使用しているアイランダーだけでなく、「9人乗りと19人乗りを併用する予定」(同じく宮古毎日新聞)とのこと。FFCは19人乗りの機材を保有していないことから、3日に行われた沖縄県議会でも、機材購入に1年半かかることが明らかにされており、就航まで2年もかかってしまうようです。
沖縄県とFFCでは多良間-新石垣線に加え、日本最南国内線航路の新石垣-波照間線の再開も検討中。今月下旬には、県や関係市町村、FFCなどで構成する航空路線再開検討協議会を立ち上げ、航路再開に向けた検討を進めていく予定です。
多良間-石垣線(当時は旧石垣空港発着)は平成18年に琉球エアーコミューターが運休しています。多良間島は宮古諸島に含まれるものの、石垣島との行き来も多く、再開への期待が高まっています。
■再来年10月めどに運航/多良間−石垣線(宮古毎日新聞公式サイト)
http://www.miyakomainichi.com/2013/10/55356/
■多良間─石垣航空路線15年にも再開へ、県議会(宮古新報公式サイト)
http://miyakoshinpo.com/news.cgi?no=8964
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