成田国際空港(成田空港)は28日、東南アジアからの訪日観光客受け入れ強化のため、ムスリム(イスラム教徒)観光客の受け入れ環境整備やサービスの充実を図ると発表しました。
成田空港が発表したのは、ムスリム観光客受け入れ環境の整備とサービスの充実。礼拝室の整備、ハラールフード対応、空港スタッフ向けの研修の大きく三点を実施するとしています。
礼拝室の整備では、各旅客ターミナルに整備しているサイレンスルームを礼拝室と改称。身体お清め用の水場を整備するほか、来年夏までに出国審査後エリアに新たな礼拝室を整備する予定です。
ハラールフード対応では、有料待合室でハラールミールのケータリングサービスを開始するほか、来夏までにハラール認証レストランを導入します。
空港スタッフ向けの研修は、ムスリム対応研修を実施し、知見と理解を深めていくとしています。
ムスリム観光客の受け入れについては、関西国際空港でも同様の取り組みを進められています。
■訪日ムスリム観光客の受入れ環境の整備について(成田空港公式サイト)
http://www.naa.jp/jp/press/pdf/20131128-muslim.pdf
ラベル:成田