2014年01月01日

謹賀新年

謹賀新年


昨年は「情報交通ホットライン 空の駅情報館ブログ」をご覧いただきありがとうございました

昨年は国内線LCCが定着した一方、エアアジア・ジャパンが撤退、中堅航空会社の経営が厳しくなるなど、航空業界にとって競争が激しくなった一年となりました。
空港の話題は、3月に新石垣空港(沖縄)が開港し、これまで続いてきた新空港整備事業がついに一区切りを迎えました。同じ3月には枕崎飛行場(鹿児島)が廃港に。空港には分類されていませんが、年末に非公共用飛行場の愛別飛行場(北海道)も廃止となり、空港の「運営」が注目された一年となりました。

新しい年は3月の羽田(東京)の発着枠増枠が一番の話題でしょうか。国際線の羽田シフトが鮮明となり、成田(千葉)との競争も激しくなりそうです。国内線では地方と航空会社が組んだコンテスト枠の運用が3月からスタート、石見(島根)と山形では2往復化が実現し、利用が定着するのか注目されます。
路線の話題では、5月に新しいLCC春秋航空日本が運航を開始します。昨年末にバニラエアも運航を開始しており、国内線LCCは4社体制となり、選択肢が広がってきました。

一方、毎年注目している離島空路に今年は大注目な話題が満載。
三宅島(東京)では3月に羽田線が運休予定で、4月から調布(東京)線の就航が内定しています。佐渡(新潟)では長期の運休を経てやっと安定的な運航が再開、伊江島(沖縄)では気軽に利用できるヘリチャーター便が運航を開始しています。自治体も空港の活用に向けて工夫をしており、多良間(沖縄)と波照間(沖縄)では新石垣(沖縄)線の再就航に向けた準備が進行中。自治体からの補助などで昨年定期的なチャーター便の就航が実現した小値賀(長崎)や慶良間(沖縄)に今年も便が設定されるのか。動きが激しくなった離島空港に、今年は大いに期待したいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成26年 元旦
posted by johokotu at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ブログのお知らせ | 更新情報をチェックする
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