■2013年勝手に空港10大ニュース
2013年もあとわずか。
今年空港で起こったニュースをjohokotuの独断と偏見で10個ピックアップしました。
1.新石垣空港(沖縄県) 新空港が開港
今年最大の空港ニュースは、やはり3月の新石垣の開港でしょう。同時に長年親しまれてきた石垣空港が廃港になりました。6月にPeach Aviation、7月にはスカイマークも新規に就航。石垣島ブームが到来し、全国的にも大きな話題となりました。
2.枕崎飛行場(鹿児島県) 平成生まれの空港がついに廃止
3月、枕崎飛行場が廃止されました。平成生まれの空港が廃止になるのは、全国でも初めて。定期便が就航しておらず、全国的にはあまり大きく取り上げられませんでしたが、空港がなくなる事態に空港ニュースとしては大きなものとなりました。
3.調布飛行場(東京都) 新ターミナルが開館
ターミナルの新設の話題も。暫定ターミナルの使用が続いていた調布飛行場で4月、新ターミナルが開館しました。展望デッキも設けられ、見学する楽しみも増えました。調布では、6月に飛行方式も変更され、安定した運航が確保されています。
4.東京国際空港(東京都) 国内線第2ターミナルが増築
2013年は大規模な増築が目立った年になりました。東京国際空港(羽田空港)では、4月に国内線第2ターミナルの増築が完成。新しい搭乗橋が三つ登場したほか、屋内展望デッキがオープンしました。12月には館内のカラーリングも実施し、利便性が向上しました。
5.佐賀空港(佐賀県) 国際線専用施設を新設
佐賀空港では12月に国際線専用施設を新設。国内線が細々と運航するなか、徐々に増える国際線就航に対応する施設となっています。佐賀には、来春から春秋航空日本が就航予定で、話題が続きそうです。
6.高松空港(香川県) 増築で国際線区画拡張
国際線対応では、3月に高松空港でも増築が行われ、国際線区画が拡張されました。12月にジェットスター・ジャパンが就航した際には、国際線側にカウンタを設けるなど、拡張した効果もばっちり。高松では7月に待合レーンができるなど、新しい取り組みも話題となりました。
7.那覇空港(沖縄県) 国内線ターミナルを暫定増築
大規模な改修では、那覇の国内線ターミナル増築も注目を集めました。国際線新築に先立ち、国内線で行われた増築で9月に完成。2箇所に分かれていたスカイマークのカウンタを1箇所に集約。新しい出発口も整備され、混雑緩和につながっています。
8.成田国際空港(千葉県) 24時間開館を公式に開始
大規模改修がなかった成田国際では、第2ターミナルの24時間開館が7月から公式にスタートしました。就航が相次いだ格安航空への対応の一環で始まったもの。3月にカーフューも1時間ですが緩和され、日本の玄関として利便性向上策が続いています。
9.美保飛行場(鳥取県) 新規就航に合わせ旅客ターミナル改修
新規就航に合わせた改修では、12月にスカイマークが就航した美保(米子鬼太郎)のターミナル改修が目を引きました。搭乗待合室の拡張などが実施されたほか、駐車場増設も行われています。
10.慶良間空港(沖縄県) 定期的な航空便が運航
最後に、新規就航で今年一番インパクトがあったのは慶良間空港でしょうか。今年9月と10月、平成18年に定期便が廃止されてから約7年ぶりに、定期的な航空便を第一航空が運航しました。来年も同様の運航がされるのか注目です。
このほかにも話題となった空港トピックスはたくさんありました。
が、独断と偏見で、10個に絞って今年の空港の話題を振り返ってみました。
2014年はどんな話題が飛び出すのか、色々と期待しつつ、2013年を締めくくりたいと思います。
今年も「情報交通ホットライン 空の駅情報館」をご覧いただきありがとうございました。
2013年12月31日
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