■美保飛行場(米子鬼太郎空港) 5月実績、SKY相変わらず低迷続く
スカイマーク(SKY)は10日、5月の搭乗実績を発表しました。地方空港ながら拠点化した美保飛行場(米子鬼太郎空港)発着路線は相変わらず低迷しています。
SKYの米子発着路線は全部で5路線(実績の出ない神戸経由の百里線を除く)。これまで1路線しか飛んでいなかった地方空港を一気に拠点化させたことから、利用が定着するのか注目されています。
5月の結果は、相変わらずの低迷となっています。
東京国際(羽田)線が搭乗率六割近く安定している程度で、他路線は軒並み三割〜四割台となっています。
羽田線開設の影響か4月に利用が急落した成田国際(成田)線は一部の日程で運休して供給を絞ったことから、搭乗率が約二倍となったものの、それでも四割台と低迷が続いています。
SKYは、米子では多路線展開して利用を増やす戦略でしょうから、簡単には運休できないジレンマも抱えており、今後、どう解決するのか注目されます。
SKY米子発着路線の5月実績
千歳線: 3,435人 31.3%
成田線: 5,442人 40.5%
羽田線: 13,033人 59.4%
神戸線: 8,368人 38.8%
那覇線: 4,640人 42.3%
競合他社路線の5月実績 左から利用者数、搭乗率。( )内は昨年比。
ANA 米子-羽田線:6往復
37,831人(▲ 7.9%)、52.9%(▲11.3P)
JAL 出雲-羽田線:5往復
45,575人(▲ 9.5%)、66.1%(▲13.6P)
JAL 出雲-伊丹線:5往復
10,678人(▲ 8.0%)、58.6%(▲ 6.3P)
2014年06月11日
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