2014年08月01日

SJO_4社目国内LCC就航

□SJO 4社目国内線LCCが就航

1日、春秋航空日本(SJO)が成田国際空港(成田空港)を拠点に運航を開始しました。格安航空会社(LCC)を称する国内線運航会社は4社目の参入となります。

1日に運航を開始したのはSJO。成田を拠点に広島、高松、佐賀の3路線5往復で運航を開始しました。
LCCを称する国内線運航会社としては4社目の運航開始となります。成田拠点のLCCは3社目です。
今回の就航はこれまでのLCCとは異なる点がいくつかあり、定着するのか注目されます。

初めて国内大手が無関係の国内線LCC
一番の注目点は国内大手航空会社が無関係の国内線LCCであること。
これまで参入した国内線LCCは、すべての会社が国内大手(日本航空またはANA)の出資を受けていますが、SJOは国内大手の出資はありません。既存の国内線LCCは国内大手の安心感も背景にあり利用者を順調に伸ばしてきていますが、10年ほど前に運航を開始した新規航空会社もまだまだ定着していない日本で、完全な新参者となる新LCCのSJOの利用が定着するのか注目されます。

初めて地方競合路線がスタート
一方、就航路線で見てみると、中国地方初のLCC就航となる広島やこれまでの航空会社もなかなか就航していない佐賀に就航したことも話題ですが、成田-高松線はジェットスター・ジャパンが既に就航済みで、初めて地方路線でLCC同士が競合するのがひとつ大きな注目点となっています。これまでのLCCも成田-新千歳線や那覇線などの幹線では競合がありましたが、地方路線での競合は初めて。競合で航空路の利用が活性化するのか、それとも不毛な奪い合いが起こるだけなのか、今後のLCC拡大に向けた動きに注目が集まります。

なにはともあれ、新LCCが運航開始です。
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆ダイヤの話題 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック