■択捉島 ロシアが新空港を全面開業へ
今回は、珍しい飛行場の話題です。
各種報道によりますと、ロシアが、実効支配している択捉島で建設を進めていた新空港がまもなく全面開業される模様です。
今回全面開業すると報じられているのは、択捉島中部の紗那近郊にロシアが造成した新空港で、北海道新聞によりますと、「早ければ9月末に開港式を行う考え」と報じられています。
択捉島には、旧日本軍が建設した日本最北の蘂取飛行場があるほか、主要な飛行場として島中部で天寧飛行場が使用されています。今回の新空港は、これらに代わる空港として活用されるものとみられます。
択捉島をはじめとする北方領土は、ロシアが実効支配しているため、ビザなし交流等を除けば、日本人は簡単には訪問できない場所になっています。サハリン経由でロシアに入国の上行けるそうですが、日本政府は日本固有の領土にロシア領として入ることになる、このルートの利用は自粛を要請しています。
固有の領土の飛行場に、一般の日本人が気軽に訪れることができる日は来るのでしょうか、、、。
■択捉に新空港完成 式典に閣僚級出席か ロシア、実効支配の誇示狙う(北海道新聞公式サイト)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/559171.html
■ロシア航空当局、択捉新空港に開業許可(日本経済新聞公式サイト)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM1001U_Q4A910C1FF1000/
■参考までに過去に配信した北方領土ネタを挙げておきます。
■旅行記「東の端の視察へ」2日目(北方領土近くに行ったときの旅行記)
http://johokotu.seesaa.net/article/152746628.html
■北方領土を空から視察(2011年2月に配信した北方領土ネタ)
http://johokotu.seesaa.net/article/186784282.html
2014年09月11日
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