■宮古空港 SKY3便化影響で一人負け 9月実績出揃う
宮古空港に就航する日本トランスオーシャン航空(JTA)、ANA、スカイマーク(SKY)の3社は、4日までに9月の搭乗実績を公表しました。SKYの3往復化が響いた結果になっています。
SKYが運休した途端、大手2社に事前購入型運賃を大幅に値上げされたため、地元が強く要望し宮古島市も協力すると明言して、SKY再就航となった那覇-宮古線。再び格安競争が勃発し、実際の利用がどうなるか注目されています。今年はSKYが2往復から3往復に増便し、その影響が注目されていました。大手の事前購入型運賃の値下げは、SKYの運航時間帯を狙い撃ちした値下げになっており、SKYが昼便を運航開始したことで、大手が格安になる便が増加しています。
SKYは、利用者数を伸ばしたものの、三往復化したほどの伸びはなく、搭乗率は急落。JTAは利用者数が延び、搭乗率はJTAが八割台、ANAは七割台に対しSKYは五割台と低迷しました。
■那覇-宮古線 9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))(JTA9、ANA5、SKY3)
JTA 51,918人(+ 4.3%)、82.0%(+ 4.0P)
ANA 29,009人(▲ 3.9%)、76.5%(+ 1.5P)
SKY 18,220人(+19.7%)、57.8%(▲15.1P)
2014年11月04日
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