■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 那覇線は均衡保つ、ANAは各路線で利用伸ばす 9月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、4日までに、9月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が計画欠航で運休、ANA東京国際(羽田)線が臨時便を使い2往復化しています。
那覇線
那覇線は、SKYが提供座席数以上に利用者数を大幅に延ばし、搭乗率も上昇しました。羽田線の2往復化で利用減少が懸念されたANAも利用者数は延ばしています。
搭乗率はANAが七割台、JTAとSKYが六割台で、各社一進一退の状況です。
羽田線
羽田線は、ANAが2往復化したことで利用者数は引き続きJTA超えを達成。相変わらず八割台と高い水準を維持しています。JTAは、利用者数、搭乗率とも減少、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
関空線は、ANAが数値を延ばしました。JTAは昨年とほぼ同等の利用。状況に大きな変化はないですが、ANAは上手く利用者を集めているようです。
■3社競合区間の9月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY4)
JTA 48,223人(▲15.6%)、66.5%(+ 4.4P)
ANA 46,384人(+ 4.3%)、70.3%(▲ 1.1P)
SKY 26,484人(+27.3%)、62.3%(+12.9P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA2)
JTA 12,617人(▲ 0.8%)、72.5%(▲ 1.9P)
ANA 19,224人(+43.0%)、80.7%(▲ 2.3P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 7,964人(+ 4.7%)、88.7%(▲ 3.9P)
ANA 6,780人(+12.5%)、64.2%(+ 4.1P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
2014年11月04日
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