■美保飛行場(米子鬼太郎空港) SKY成田線需要上昇せず運休 10月実績発表
スカイマーク(SKY)は10日、10月の搭乗実績を発表しました。地方空港ながら拠点化した美保飛行場(米子鬼太郎空港)発着路線は低迷が止まらず、結局成田国際(成田)線は需要が上昇しないまま運休となりました。
SKYの米子発着路線は全部で5路線(実績の出ない神戸経由の百里線を除く)。これまで1路線しか飛んでいなかった地方空港を一気に拠点化させたことから、利用が定着するのか注目されています。
10月も低迷のままとなっています。
搭乗率を見ると、新千歳線は五割台後半となった一方、成田線は三割台のまま、神戸線と那覇線は四割台と引き続き低迷しています。東京国際(羽田)線も六割台でした。
SKYは、米子で多路線展開して利用を増やす戦略だったのでしょうが、ついに、新千歳線と成田線、羽田線は26日から運休となりました。
SKY米子路線の10月実績
千歳線:1往復 5,098人 58.8% *1)
成田線:2往復 5,857人 34.8% *1)
羽田線:2往復 8,070人 63.3% *1)
神戸線:2往復 9,009人 41.7%
那覇線:1往復 5,019人 48.9%
*1) 新千歳線、成田国際線、東京国際線は26日〜運休
競合他社路線の10月実績 左から利用者数、搭乗率。( )内は昨年比。
ANA 米子-羽田線:5往復 48,647人(▲17.6%)、72.5%(▲ 8.5P)
JAL 出雲-羽田線:5往復 54,787人(▲14.9%)、79.9%(▲ 4.0P)*2)
JAL 出雲-伊丹線:5往復 11,461人(▲20.5%)、64.1%(▲15.7P)
*2) JAL出雲-羽田線は26日〜 6往復
2014年11月11日
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