2014年12月20日

富山・小松_新幹線は早朝深夜も

■富山空港(富山きときと空港)・小松飛行場 競合新幹線は早朝から深夜までも設定へ

東日本旅客鉄道(JR東日本)と西日本旅客鉄道(JR西日本)は19日、来年3月14日実施のダイヤ改正内容を発表しました。同日に開業する北陸新幹線のダイヤも発表され、早朝から深夜まで運行されることが確定。富山空港(富山きときと空港)と小松飛行場に就航する航空便に大きな影響が出そうです。

東京-富山-金沢間では、下りは始発便が東京6:16発富山8:26着金沢8:46着、最終便が東京21:04発富山23:15着金沢23:35着、上りは始発便が金沢6:00発富山6:19発東京8:32着、最終便が金沢21:00発富山21:20発東京23:32着と発表されました。
時刻で比較した場合、早朝の富山行以外は、新幹線のほうが圧倒的に有利になります。

新幹線の延伸では、これまで東北新幹線に絡み東京国際(羽田)-仙台線、羽田-花巻線が開業と同時期に廃止になるなど航空便への影響が大きく出てきました。現在は、羽田乗り継ぎの国際線需要があり、新幹線運賃に近い割引運賃も設定されているなど、東北新幹線開業の頃とは異なり、航空利用者を維持しやすい環境が少し残っています。今回の北陸新幹線開業では、航空各社は小型化などで対応し減便はしない模様で、今後は、航空便が弱い点となる富山、小松両空港の運航時間帯の延長に関する議論が活発化するものとみられます。
高級化路線もスタートした新幹線と早さで売る飛行機の競合が目の離せない状況となりそうです。

運航ダイヤ比較(来年3月14日で比較)
下り 始発便
 新幹線:東京06:16発 富山08:26着 金沢08:46着
 航空便:羽田06:40発 富山07:40着(ANA)
     羽田07:50発 小松08:55着(JAL)
下り 最終便
 新幹線:東京21:04発 富山23:15着 金沢23:35着
 航空便:羽田19:50発 富山20:45着(ANA)
     羽田20:05発 小松21:10着(JAL)

上り 始発便
 新幹線:金沢06:00発 富山06:19発 東京08:32着
 航空便:富山07:10発 羽田08:15着(ANA)
     小松07:50発 羽田08:55着(JAL・ANA)
上り 最終便
 新幹線:金沢21:00発 富山21:20発 東京23:32着
 航空便:富山20:10発 羽田21:15着(ANA)
     小松20:00発 羽田21:10着(ANA)


2015年3月ダイヤ改正について(JR東日本公式サイト)
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 富山空港(富山きときと空港) | 更新情報をチェックする
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