■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKY三往復化も搭乗率はSKYのみ五割台 11月実績出揃う
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、25日までに、11月の利用実績を公開しました。
今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は4往復から3往復に減便されています。
那覇線
SKYは減便しましたが、昨年実績が悪すぎたのか、利用者数を大幅に延ばしました。搭乗率も適度に上昇していますが、それでも搭乗率は五割台です。APJ運休による効果もあってか、大手はほぼ横ばいで、JTAは利用者数減・搭乗率増、ANAは利用者増・搭乗率減となっています。
搭乗率は、ANAとJTAは六割台、SKYは五割台。昨年に引き続き観光需要が落ち込む時期になった途端に再びSKYの独り負けで、先月に引き続きSKYは地元利用がまだまだ取り込めていない印象を受ける結果となりました。
羽田線
先月同様、1往復のANAの利用者数が2往復のJTA超えを達成。ANAは搭乗率八割台と高い水準を維持しています。先月に引き続き、ANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。
関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が減少傾向で、搭乗率はJTAが四割台、ANAが五割台となっています。
■3社競合区間の11月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY3)
JTA 46,362人(▲ 1.3%)、65.6%(+ 6.6P)
ANA 44,773人(+ 8.2%)、68.0%(▲ 1.6P)
SKY 17,060人(+35.2%)、53.5%(+23.5P)
(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
JTA 11,356人(+ 9.1%)、65.3%(+ 4.6P)
ANA 13,582人(+ 6.1%)、83.8%(+ 4.8P)
(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
JTA 4,039人(▲ 8.9%)、44.9%(▲ 7.3P)
ANA 6,200人(+ 2.4%)、58.7%(▲ 1.6P)
APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×60=10,800席)
2014年12月26日
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