新年のご挨拶
昨年は「情報交通ホットライン 空の駅情報館ブログ」をご覧いただきありがとうございました。
昨年は、空港の開港や廃港はなかったものの、2月に那覇(沖縄県)の国際線旅客ターミナル新設、3月に東京国際(東京都)の国際線旅客ターミナル増築が行われ、国際線利用者が急増。訪日外国人旅行者数も初めて1,300万人超えを達成しました。小さな空港でも動きがあり、佐渡(新潟県)で運航がなくなった一方で、三宅島(東京都)のように航空便が定着したところもありました。
新しい年は、4月に予定されている成田国際(千葉県)の第三ターミナル開業が一番の話題でしょうか。LCC向けに簡素化されているのに使用料は高いという新しいタイプのターミナルがどう発展していくのか注目されます。
ターミナル改修は、波照間(沖縄県)などでも進められています。
また、施設だけでなく、空港運営の面でも注目点が。仙台(宮城県)や関西国際(大阪府)の民間委託先が秋にも決定する予定で、いよいよ新しい空港運営が動き出すことになります。
航空会社関係では、新生エアアジア・ジャパンが新規就航予定。他の国内線LCCや新興航空会社も続々増機が予定があるため路線新設なども期待されるところで、格安の争いが一段と激化しそうです。
さらに、毎年注目している離島空路は、今年も話題が続々。
最南端の波照間と多良間(沖縄県)で新石垣(沖縄県)線の再就航が予定されている一方、最北端では6年寝ていた礼文(北海道)の休止期間がいよいよ終了し、廃止か存続か休止継続か決定します。
「情報交通ホットライン 空の駅情報館ブログ」では今年も、読んだ人が行ってみたくなるような空港の話題を提供していきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
平成27年 元旦