■新年特集 2015年に行きたい空港はここだ!
全国に100近くもある空港。今年注目の空港を取り上げます。
ぜひ飛行機の旅を検討してみては?
1.成田国際空港/成田空港(千葉県)
未年に注目!
未年の注目空港と言えば、日本の玄関口である成田です。闘争などで全国に知れ渡った造成地域は、多くの区域が、日本初の牧羊場である下総御料牧場だったところ。まさに未年に訪問するのにふさわしい空港と言えそうです。
今年は、4月に第3旅客ターミナルビルオープンや第2旅客ターミナルビル連絡通路の改修などが行われる予定と、すでに話題が豊富な状況です。
未年は、羊とつながりが深い成田から飛び立ちましょう!
2.新千歳空港(北海道)
未年に注目!
未年に注目したいもうひとつの空港が新千歳です。日本の空港のなかで最も多くの店舗でジンギスカンが食べられる空港で、食いしん坊には最適な空港です。北海道は日本一の羊毛産地でもあり、新千歳はその玄関口として、未年には欠かせない存在。観光地の羊ヶ丘展望台を経由する空港バスも運行されています。未年は新千歳から羊めぐりの旅はいかが?
3.波照間空港(沖縄県)
長年定期便の運休が続いていた波照間では、第一航空が秋の就航を目指して、準備を進めています。新機材での運航を予定しており、台風で壊れて立入禁止になっている旅客ターミナルビルも立て替えられる予定です。
今は大揺れする小型船でしか行けない日本最南空港ですが、いよいよ今年、待ちに待った定期運航便再就航です!
4.礼文空港(北海道)
最南空港の再開が確定するなか、最北空港の礼文空港は厳しい状況になっています。平成21年から続いてきた休止期間が今年3月に満了を迎えることになっており、廃止か、存続か、はたまた休止の延長か、難しい判断を迫られています。
最北端から最南端へ、再び定期的な旅客便で旅が出来るようになるのか、すべては管理者である北海道の判断次第。年明け早々にも議論されるであろう判断に注目が集まります。
5.下地島空港(沖縄県)
1月31日(予定)に伊良部大橋が完成し、宮古島から気軽に行けるようになる下地島でも廃港危機が迫っています。大手二社がともに訓練から撤退し、ここ数年は寂しい状況が続いていますが、すでに訓練使用を停止しているANAが2015年度から維持費の費用負担も終了する予定です。これにより安定した収入が消滅。アクセスが便利になるにもかかわらず、空港を維持できるかどうかの正念場を迎えることになります。
宮古島に来たら是非下地島にも足をのばしてみてください。
6.中部国際空港/セントレア(愛知県)
中部国際(セントレア)では、今年2月で開業10周年という記念すべき区切りを迎えます。
昨年は東京国際(羽田 )が一気に3往復化し、スターフライヤーが就航、国際線でも新規就航が続々実施されるなど路線の充実が進みました。今年は、春にソラシド エア(スカイネットアジア航空)が那覇線を就航予定。今春の就航を目指し準備を進めている新生エアアジア・ジャパンが本拠地を中部国際に置くと噂されています。
一時計画していたLCC向けのターミナル整備は凍結され、既存ターミナルを活用することになっていますが、商業施設やイベントの充実などで新しい空港像を確立した10年に引き続き、次の10年に向けたカイゼンの動きに注目です。
7.富山空港/富山きときと空港(富山県)
3月の北陸新幹線開業で大きな影響を受けるとみられる北陸地方の4空港。その中でも富山は、新幹線直結+東京国際(羽田)線頼みの面もあり、路線存亡の危機を迎えています。数年前から羽田乗り継ぎ便に力を入れているほか、これまで他社競合すらなかったせいで高値で推移していたANA羽田線も事前購入型割引運賃を大幅値下げするなど、新幹線対抗で臨戦態勢を整えています。花巻、仙台、山形、新潟などで続いてきた新幹線開業=航空便廃止・減便という悪しき流れを止められるのか、利用者を維持できるのか注目されます。
8.粟国空港(沖縄県)
昨年秋に島内の路線バス運行が始まり、アクセス利便性の向上が図られた粟国。
第一航空が八重山への参入に合わせて今より大きい新機材を導入することから、同社の就航がある粟国もそれにあわせたターミナルビルの改築計画が進んでいます。
今年は、新機材での就航も期待される南の島へひとっ飛び!
9.大島空港(東京都)
ANA羽田線の運休危機に直面しているのが大島です。元々、今冬ダイヤ限りとされていた同線の今夏ダイヤまでの延長が決定し、なんとか持ちこたえた状況になっています。
昨年度から災害復興に向けた割引もスタートしているところで、利用者を維持して存続できるか注目が集まっています。今年は、調布便やヘリでも利用可能な大島へ。
10.すべての空港へ!
どこの空港も注目点はいっぱい。上記9空港以外にも日本には多くの空港があります。2015年も全国の空港へみんなで15(行こう)!