2015年02月03日

石垣_12月ANA順調に推移

■新石垣空港(南ぬ島石垣空港) SKY独り負け、ANA順調に推移 12月実績出揃う

新石垣空港(南ぬ島石垣空港)に就航する日本トランスオーシャン(JTA)グループ、ANAグループ、スカイマーク(SKY)は、3日までに、12月の利用実績を公開しました。

今年は、Peach Aviation(APJ)那覇線が運休、SKY那覇線は4往復から3往復に減便されています。

那覇線
SKYは減便しましたが、利用者数を延ばしました。しかし、搭乗率は四割台と独り負け状態でした。大手も利用者を伸ばしており、搭乗率はANAとJTAとも六割台後半となりました。

羽田線
先月同様、1往復のANAの利用者数が2往復のJTA超えを達成。ANAは搭乗率七割近くと高い水準を維持しています。完全にANAに利用が流れているようです。
※SKY那覇経由便の利用実績は公開されていません。

関西国際(関空)線
大手は二社とも利用が大幅増加しています。搭乗率はJTAが四割台、ANAが六割台となっています。


これまでSKY参入の影響を見るため、毎月利用状況を確認してきましたが、今年3月末でSKYの撤退が決まりましたので、今回で毎月の確認は終了します。
新石垣の推移を見て、地方空港においては、いかに新規参入が難しいかを確認できた気がします。3月からはソラシドエアが就航しますが、ANA傘下ですからSKYほどの競争になるとは思えず、運賃の安定化を願うのみですね。

■3社競合区間の12月搭乗実績(左から旅客数(昨年比)、搭乗率(昨年比))
(1)那覇-新石垣線(JTA9、ANA8、SKY3)
 JTA 43,211人(+ 6.3%)、58.6%(+ 9.8P)
 ANA 36,441人(+ 4.8%)、58.9%(+ 5.8P)
 SKY 13,490人(+ 9.6%)、41.0%(+11.9P)

(2)羽田-新石垣線(JTA2、ANA1)
 JTA 8,630人(▲ 6.2%)、48.0%(▲ 3.1P)
 ANA 13,507人(+12.6%)、69.5%(+ 4.2P)

(3)関空-新石垣線(JTA1、ANA1、APJ1)
 JTA 3,741人(+34.7%)、40.8%(▲ 8.8P)
 ANA 6,818人(+22.0%)、62.6%(+10.4P)
 APJ ※公表なし(全便運航した場合の提供座席数は180×62=11,160席)
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/石垣空港 | 更新情報をチェックする
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