国土交通省(国交省)は13日、平成26年の東京航空局管内空港の利用概況を発表しました。三宅島空港では、利用者が約三倍となりました。
国土交通省が発表したのは、平成26年の東京航空局管内空港の利用概況。
4月に運航航空会社が、大手のANAからコミューター航空会社の新中央航空に変わり、1日1往復から1日3往復に増便された三宅島空港では、利用者が昨年の約三倍(昨年比212.2%増)の16,392人(平成25年は5,251人)となりました。
三宅島空港は、東京航空局管内で定期便が運航する空港ではこれまで最低の利用者数でしたが、平成26年は利用者の増加で、奥尻空港の利用者数を超えました。
三宅島空港の年間利用者数は、平成20年に定期便が再開されてからは、平成20年の8,862人を最高に、1万人を超えたことはなく、航空会社の変更が成功し、利用が定着したものと見られます。
今年3月までの集計となる年度計は、通年で変更の影響が出るためさらに人数が上乗せできるとみられ、どこまで数値を伸ばすのか期待が高まります。
■管内空港の利用概況集計表(平成26年速報値)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/riyou_h26nen.pdf
ラベル:三宅島空港