□夏ダイヤ 七空港で航空会社の拠点撤退
Peach Aviationを除く国内航空各社は、今夏のダイヤ(平成27年3月29日〜平成27年10月24日)を発表しました。夏ダイヤ以降、七空港で航空会社の拠点撤退が予定されています。
夏ダイヤ以降、航空会社の拠点撤退があるのは、新千歳、福島、新潟、富山、小松、宮古、新石垣の七空港。いずれも3月29日から、新千歳はアイベックスエアラインズ(IBX)が、福島、新潟、富山、小松はAIR DO(ADO)が、宮古と新石垣はスカイマーク(SKY)が全便運休し、拠点撤退します。
IBXは、新千歳に就航と運休を繰り返しており、仙台線と大阪国際線には昨年3月に就航したばかりです。わずか1年で撤退となります。
ADOは、新潟に平成21年4月、福島、富山、小松の三空港に平成21年11月に就航しました。いずれもANAの運休にあわせて新千歳線に参入、北海道の翼が新千歳拠点の路線を拡大し話題となりました。今回ANAが再就航(新潟は既に運航中)して撤退となります。
SKYは、宮古に平成23年9月、新石垣に平成25年7月に就航しました。なかなか利用を呼び込めず、宮古では2か月間一時運休しています。一時運休した際には大手が対抗値下げをピタリと止めたため話題となるなど、運賃が高止まりしていた先島諸島の運賃低廉化に寄与したとして話題になりました。今回、大手二グループからの対抗値下げに耐えきれず、利用者を維持できないまま、経営破綻の影響で短期間での撤退となります。
各空港とも拠点撤退まではあとわずか。乗り納めはお早めに。
2015年02月19日
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