新千歳空港の旅客ターミナルを管理運営する北海道空港は16日、国内線旅客ターミナルの施設整備工事を開始したと発表しました。
北海道空港が開始したのは、新千歳空港国内線旅客ターミナルの施設整備工事。出発関係を中心とした施設整備で平成30年3月までの予定です。
1階と2階を中心とし3階までの約47,000平方メートルが対象。出発ロビーや搭乗待合室を拡張するほか出発カウンタ、出発口の拡張・再配置、受託手荷物検査のインライン化、保安防災強化などが行われます。
大きく変わるところでは、3階にエアラインラウンジを新設、2階はチェックインカウンタを移転し、出発口を中央にも設けるなど全部で6箇所に増設します。
さらに、1階では、中央部に出発手荷物荷捌場を配置します。公表された改修図では、カーブサイド側に連絡通路を設けることが明らかにされており、到着ロビーを南北に分断し、レンタカーカウンタなども再配置されるとみられます。
工期は大きく三段階に分かれる予定で、南側から先に着手する予定です。
■新千歳空港国内線旅客ターミナルビル 施設整備工事の実施について(北海道空港公式サイト)
http://www.new-chitose-airport.jp/ja/corporate/press/pdf/pdf-20150316_kouzi.pdf
ラベル:新千歳空港