2015年01月31日

潰れる空から九州へ(旅行前)

※2015年4月にアップした旅行記です。


■2015.02 羽田・福岡・宮崎・鹿児島・熊本・佐賀の旅行前

■待ちに待って九州へ
2月1日から二日間の日程で休みがとれ、1枚だけだがANAの株主優待券が無料でちょうど手に入ったので、久々に空港訪問に行くことにした。

今回は九州の各空港を回ることに決めていた。
熊本と佐賀の拡張後にまだ訪れていなかったし、屋上を整備し直し愛称も付いた宮崎も未訪問だったからだ。
実は、北九州、福岡、宮崎に新規航空会社のリンクが昨年の就航を予定していたので、就航して少し落ち着くまで九州地区の訪問は避けようとずっと後回しにしていた。リンクの就航に合わせるため、2014年秋ごろ以降に行くことを検討し、待ちに待っていたわけだが、なんとリンクは未就航のまま倒産してしまった。その後は、早く行かねばとタイミングを窺っていた。

九州を一気に回るのは意外と大変だ。北部九州だけなら日帰りでも訪問可能なのだが、熊本と鹿児島の間が意外と距離があるので、南部九州が入るとどこかで一泊せざるを得ない。大分、長崎、鹿児島は昨年空港見学以外の単なる観光で訪れたので今回はこだわりがないが、唯一南部の宮崎には確実に行っておきたかった。そこで、北側(北九州福岡佐賀熊本)と南側(宮崎)をそれぞれ1日ずつで回ることにした。

理想は、宮崎IN→熊本→佐賀→福岡→北九州OUTだが、例のごとくレンタカーの乗り捨て料金が高くなる。ひとつの空港発着にせざるを得ないので、北九州、福岡、佐賀、熊本発着を軸に検討に入った。
北九州は運用時間が長いため、時間のフル活用が可能。福岡は便数が多いので帰りの欠航リスクがぐんと低い。佐賀と熊本は中間地点になるため、昼間の移動時間短縮に便利だ。

検討で重視したのは、やはり運賃だった。いつものことで、出発1週間ほど前に検討を開始したこともあり、大手は運賃が全然安くない。片道はANAの株主優待利用で確定だが、片道はできるだけ費用が安くなるように考えていた。

色々と検討をしてみると、
(1)北九州
 (ダイヤ)羽田早朝発・深夜着がなくなっており、九州滞在時間が思ったより短い。
 (運賃)LCC未就航のせいか値段があまり安くない。
(2)福岡
 (ダイヤ)便数が多く欠航時の代替がきき安心(最悪北九州OUTにも変更できる)。
 (運賃)スカイマークとジェットスター・ジャパン(JJP)が安く、大手も安め。
(3)熊本
 (ダイヤ)そこそこ便数あり。欠航が早くわかれば福岡便や伊丹経由、成田便などへ振り替えをしやすい。
 (運賃)JJPが安い。
(4)佐賀
 (ダイヤ)便数が少なく欠航した時の代替が難しい。
 (運賃)春秋航空日本(SJO)が安い(競争がないせいかANAは値段が高い)。
といった感じだ。

このうち佐賀は、航空便利用の場合にレンタカーが1日千円になるので、地上移動のことも考えると佐賀が最も理想的だ(乗り捨て料金のかからない鳥栖でレンタカーを返して福岡へ格安電車移動も可能)。しかし、頼みの綱のSJOが冬ダイヤから夕方のみの1往復になり全く使えないダイヤになったため、利用を早々に断念。結局、福岡か熊本の二択となった。

アクセスの予約(飛行機)
福岡と熊本の二択後の飛行機の選択は、最後はやはり細かい値段と利便性との相談だった。

JJP成田線を利用の場合、早朝便で福岡行は7,000円ほど(朝便以降だと8,000円以上)、熊本行は6,000円ほどだった。JJPは成田発着になるからアクセスに2,000円ほどかかり、かつ前夜からの泊まり込みになるので、LCC利用にしてはあまり安さを感じない設定だった。
色々調べていたら、スカイマーク(SKY)福岡線の早朝便001便が9,000円ほどと出た。東京側のアクセス交通分を含めた値段はJJP利用より割高だが、その値段の差はほんのわずかしかない。アクセスの利便性を考慮すれば非常にお得だ。SKY001便は早朝便なので羽田へのアクセスにやや難があるものの、機材が話題のエアバス330(A330)型機で、快適座席を一万円以下で体験できる。なんだかんだ言ってもJJP利用の方がトータルの値段は若干だか安いので、ボーイング737だったら、JJPとどちらにするかかなり悩んだところだったが、A330でこの値段なら、迷う要素は一切ない。そろそろ乗りたいと思っていたところだったので、ちょうど良い機会だと即決した。

結局行きはSKY、帰りANAで福岡IN・OUTでの利用に決めた。
帰りは最終便では不安なので19時台くらいに福岡を発つことを想定。株主優待で、変更はいくらでもきくので、とりあえずANA270便を予約した。

二日目に南部九州から北部九州に来るのはアクシデントがあった場合の遅刻リスクが高い。最終的な行程は、初日、まずは一気に宮崎に下り、さらに通り道から比較的簡単に寄れる鹿児島へ。二日目に熊本、佐賀、福岡と北上し、北九州は時間がなければ諦める経路にした。

現地移動の予約(レンタカー)
福岡は様々なレンタカー屋があり、選びたい放題だった。この点も熊本ではなく福岡にした理由のひとつだ。飛行機が安くなっても現地移動が高くては意味がない。

今回は格安レンタカーとしてニコニコレンタカーを選択した。ニコニコなら丸々2日借りても1万円以下だ。初日に大移動することやガソリン代・高速代を考えれば、乗り捨て料金をかけて宮崎IN北九州OUTにしてもたいして変わらなかったかもしれない。しかし、乗り捨てできるのは貸出の値段が高い大手だけ(ニコニコは福岡・長崎・鹿児島のみ相互に乗り捨て可能)。大手はそもそも貸し出し料金が1万円ほど高いし、宮崎行は飛行機に安い便がなかった。しかも、宮崎で借りても、鹿児島から熊本までは結構距離があるのでその日中に熊本へ行けるかは微妙だ。
結局、福岡発着の利用となった。

※北海道もそうなんだけど、航空便が一極集中しすぎで、いつも地域の拠点空港(例えば、今回の九州なら福岡、北海道なら新千歳)発着になる。レンタカー乗り捨て補助とかがあると、行きだけでも他の空港を利用(例えば宮崎IN福岡OUTとか女満別IN新千歳OUTとか、、、)にするんだけど、そういう形での補助は石見以外では見たことがない(石見は中国地方の一部の別空港に乗り捨て料金なしで乗り捨てできるレンタカーを展開していた)。その方が、観光地も効率よく回れて 時間も余裕が生まれるから、地元にもお金を落とせると思うのだが、、、。なかなかそううまくはいかない。

宿泊の予約
いつもと同じく、宿泊費削減のため車中泊とした。
移動距離が長い鹿児島→熊本間を夜間移動とし、その時間を有効活用。さらに、宮崎への南下は高速を使うものの、時間に余裕を持たせたので、福岡への北上はできるだけ一般道にして高速代を浮かすことにした。


■ここまでの教訓!
やはりSKYが直前まで安い←成田行くのが面倒ならベスト選択
九州は福岡拠点に回ろう←便数多くて帰りも安心、しかも安いです

■今回の予定旅程
02/01 SAT
自宅03:30(自転車)→04:30蒲田駅04:30(京急バス)→04:50[東京国際空港]06:25(SKY001便)→08:20[福岡空港]09:00(レンタカー)→12:00[宮崎空港]14:00(レンタカー)→16:00[鹿児島空港]18:00(レンタカー)→23:00熊本までの道の駅
(車中泊)

02/02 SAN
道の駅05:00(レンタカー)→06:00[熊本空港]08:00(レンタカー)→10:00[佐賀空港]12:00(レンタカー)→15:00[北九州空港]17:00(レンタカー)→19:00[福岡空港]19:45(ANA270便)→21:25[東京国際空港]21:30(京急線など)→22:00京急蒲田駅22:00(自転車)→23:00自宅
(宿泊なし)
※途中名所に寄れれば見学予定。

posted by johokotu at 18:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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