沖縄県は2日、下地島空港及び周辺用地の利活用促進事業について、利活用候補事業として4事業を選定し、「下地島空港及び周辺用地の利活用基本方針」を策定したと発表しました。
沖縄県が発表したのは、下地島空港及び周辺用地の利活用促進事業についての、利活用候補事業4事業と「下地島空港及び周辺用地の利活用基本方針」。
基本方針は「今後の利活用に向けての基本的な考え方、目標像、方向性等を定め、利活用事業者の決定、その後の利活用事業の実施に至るまでの取り組みを円滑に進めるための指針」と発表されており、「平成27年度は、利活用候補事業に選定された提案者との協議を重ね、事業実施環境の整備に向けた取り組みを行い、利活用実施計画を策定する。」としています。
利活用候補事業は、応募された全10事業のなかから「下地島空港を活用した革新的パイロット養成事業(株式会社FSO)」「マルチコプター操縦技術者への法的規制に基づく教育育成とトレーニング及び沖縄観光資源の発掘と観光産業として国内外への紹介事業(株式会社AAA)」「Luxury Airline Hub SHIMOJI Island〜富裕層を主体としたアジアのハブ空港を目指して〜 富裕層をターゲットにした宿泊施設のご提案(株式会社星野リゾート)」「プライベートジェット等による下地島のリゾートアイランド化提案(三菱地所株式会社)」の4事業が選定されています。
リゾート化を目指しているようですが、諏訪之瀬島や薩摩硫黄島のようにならないことを願いたいところ。下地島は滑走路が3千メートルですから、ぜひ活かしてほしいですね。
■平成27年4月2日 下地島空港及び周辺用地の利活用候補事業及び利活用基本方針の公表について(沖縄県公式サイト)
http://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/kuko/kikaku/shimoji-rikatsuyo3.html
ラベル:下地島空港