佐賀県は13日、平成26年度の佐賀空港の利用者数を発表しました。佐賀空港(有明佐賀空港)では、東京国際(羽田)線の利用者数は大幅増加となりました。
発表された利用者数は、羽田線391,976人、成田国際(成田)線78,445人で国内線は合計470,421人。羽田線、国内線ともに過去最高の年度利用者数を記録しました(成田線は8月からの就航)。
羽田線は、昨年度から始まった羽田コンテスト枠で落選していますが、ANAが自主的に平成24年7月から1往復増便しており、その推移が注目されています。増便効果で羽田線の利用者数は、年度初めから大幅な増加を記録していますが、5往復化の影響がなくなった7月以降も増加を維持しました。さらに、成田線が就航した8月以降は就航による相乗効果か、さらなる大幅な増加を記録しています。
春秋航空日本が就航した成田線は、2往復で就航したものの、冬ダイヤから1往復に減便されており、利用が定着するか注目されています。結果は、ANAの羽田線と大きく変わらない搭乗率六割台、かつて就航していた大阪国際線や名古屋線よりも多い利用者数で推移しました。
平成26年度 佐賀発着国内線 利用者数、搭乗率 ( )内は昨年度比
羽田線 391,976人(+68,562人、+21.2%)、66.9%(+0.7P)
成田線 78,445人、64.0%
国内線合計 470,421人(+147,007人、+45.5%)、66.4%(+0.2P)
■利用状況(佐賀県公式サイト)
http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1261/kk-koutuu/ariakesaga-ap/guide/gaiyo/riyou.html
ラベル:佐賀空港