日本空港情報館 海外空港特別編 臺北松山機場(台湾 台北松山空港) |
臺北松山機場(台湾 台北松山空港)
■空港の概要
台湾台北市にある1950年開港の台湾初の空港。台北の中心部に位置する都心型空港で、地下鉄が接続しているほか、徒歩でもアクセスできる非常に便利な空港です。
日本統治時代の1936年に台北飛行場として開場しており、第二次世界大戦中は旧日本海軍の飛行場になっています。戦後、台北の玄関空港となりましたが、1979年に一度国際線はすべて桃園国際空港(当時の中正国際空港)に移転。現在は台湾国内線中心の空港となっています。国際線は、中国との両岸航路と、日本路線がごく少数就航しています。
ターミナルは第1ターミナル(国際線・両岸航路用)と第2ターミナル(国内線用)が並んで建っています。外観が大きく異なる別々の建物ですが、館内でつながっています。
2022年10月21日現在、日本からの直行便は、ANA、日本航空、チャイナエアライン(中華航空)、エバー航空(長榮航空)により1路線が就航しています。
■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2,605m
■空港コード:TPE/RCSS
■施設の見どころ:◎◎◎◎= 中規模。第1ターミナルは歴史的建造物。様々なコンセプトのエリアがあり、電子図書エリアや多数のアート作品など便利な見どころ、楽しめる見どころが多数です。
■見学者への対応:◎◎◎◎◎ 案内所あり。ターミナルパンフあり。送迎デッキ無料。モニュメント多数。ファン向け展示あり。
■売店の充実度:◎◎◎== 海外空港では珍しく一般エリアにも店舗が複数あります。
■アクセスの状況:◎◎◎◎◎ 鉄道直結(MRT文湖線松山機場駅)/バスあり/空港の前から台北市市街地が広がります。
※就航路線は2022年10月21日、そのほかの情報は特記以外2013年12月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。
台湾は空港内撮影が厳禁の空港がほとんどで、写真撮影した日本人の拘束事例も過去にあります。ただ、この空港は展望デッキもあり、撮影に寛容に見えます。公式サイトで10大撮影スポットを紹介しているほか、展望デッキの禁止事項にもバーベキュー禁止などの項目はありますが撮影禁止の項目は記載がありません。また、案内所の方も特に禁止はしていないとの回答でした。
※法律で撮影禁止との話もあるようですので、注意するとすれば撮影禁止表示が多数掲げられている滑走路周辺と、日本でも撮影が禁止されている出入国審査場や保安検査場周辺でしょうか。
■日本からのアクセス:東京国際(羽田)から直行便が就航しています。日本から台北へは桃園空港の直行便が多数就航しており、羽田以外からの利用は多くないと思われます。
■路線活用のヒント:就航路線は、国際線はほとんどなく国内線と両岸航路(中国本土-台湾間)がメイン。乗り継ぎで利用する場合や台北で過ごした後に国内移動で活用するのに便利です。
■乗り継ぎ方法:日本路線から国際線への乗り継ぎはほぼないと思われます。台湾国内線への乗り継ぎは、入国審査場を通過し、到着ロビーに出たあと、右方向、第2ターミナルで通常の搭乗手続きとなります。ターミナルから外に出る必要はありません。
■第1ターミナル(国際線・両岸航路(中国線)用)
■第2ターミナル(国内線用)
■その他施設
■日本からの就航路線(国際線)
就航先 | 運航会社 ( )内は共同運航による運航会社 |
---|---|
東京国際(羽田) | ANA・JAL・CAL・EVA |
※2020年04月29日:JAL(CAL)東京国際 長期欠航
※2020年05月09日:ANA(EVA)東京国際 長期欠航
※2020年05月**日:CAL(JAL)東京国際・EVA(ANA)東京国際 長期欠航
※2020年08月03日:ANA東京国際 再開
※2020年10月03日:JAL東京国際 再開
※2022年05月04日:CAL東京国際 再開
※2022年10月21日:EVA東京国際 再開
■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■臺北松山機場(台湾 台北松山空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
臺北松山機場(台湾 台北松山空港)の公式サイト△(日本語版)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※臺北松山機場(台湾 台北松山空港)の公式サイトではありません。
※臺北松山機場(台湾 台北松山空港)の公式サイトではありません。
開設月日 2015.05.17
初調査日 2013.12.05
前調査日 2013.12.07
初調査日 2013.12.05
前調査日 2013.12.07