■関西国際空港(関空) アクセス交通の24時間化へ
関西国際空港(関空)を管理運営する新関西国際空港(新関空)は12日、CS向上への取り組みを発表しました。この中で、アクセス交通の24時間化を、リムジンバス事業者に要請していることが明らかにされました。
今回発表されたのは、「急増するインバウンドに向けたCS向上への取り組み」。「国際線保安検査場ブース増設」や「入国審査場における誘導案内増強およびファーストレーンの設置」などを実施するほか、深夜早朝便対応として、「深夜早朝時間帯のアクセス拡充」、「仮設仮眠、休憩スペースの整備」、「国際線到着ロビー案内カウンターの24時間化」を行うとしています。
このうち、「深夜早朝時間帯のアクセス拡充」については、リムジンバス事業者に梅田線を1時間に1便運行する24時間化を要請しているとしており、今夏実施を目指すとしています。
アクセス交通の24時間化は世界の24時間空港では当たり前で、欧米では地方空港でも事例があります。しかし、日本では東京国際ですら未実施で、成田国際も未明時間帯で2時間以上間が空いています。
実現すれば日本初となります。
■急増するインバウンドに向けたCS向上への取り組み(新関空公式サイト)
http://www.nkiac.co.jp/news/2015/2176/kixcstorikumikoujyou.pdf
2015年05月13日
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