2015年05月16日

静岡_国際線が国内線超

■静岡空港(富士山静岡空港) 国際線が大増便、ついに国内線超え

静岡空港(富士山静岡空港)に就航する国際線が大増便され、ついに国内線の路線数を突破しました。

静岡空港には、15日に中国南方航空(CSN)が武漢線と南寧線、16日に天津航空が西安線を就航し、国際線就航先は8路線週30往復となりました。急増している路線数は、すでに国内線の就航数(4路線)を超えており、かつて就航していた路線(松本線、小松線、熊本線)を含めても国内線の就航数を完全に突破しました。

静岡では、1月に天津航空の天津線、3月末に中国東方航空の寧波線が定期便化されており、今年に入り国際線が急増中。6月にはCSNが長沙線と鄭州線を各週2往復運航開始予定で、10路線化も目前となっています。

国内空港で、国内線以上に国際線が存在感を持つ空港は、国際空港として開港している成田国際、関西国際以外では富山程度。日本の航空会社が地方空港を軽視し、路線数・利用者数が伸びないなか、訪日客が急増している中国をはじめとする海外航空会社の就航が地方空港を支える点は注目です。
ただし、これらの路線の多くは中国からのインバウンド需要が中心。今後は、日本からの利用を増やせるかが課題となりそうです。
ラベル:静岡空港
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 静岡空港(富士山静岡空港) | 更新情報をチェックする
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