国土交通省(国交省)は19日、日中間で、2015年冬期スケジュールから東京国際(羽田)-北京線、羽田-上海線、羽田-広州線の3路線についてそれぞれ昼間時間帯日中双方1日2便ずつ運航開始することに合意したと発表しました。
国交省が発表したのは、14日と15日に行われた日本と中国との間の航空当局間非公式協議結果。
羽田空港の昼間時間帯路線について、10月末の2015年冬期スケジュールから羽田-北京線、羽田-上海線、羽田-広州線の3路線についてそれぞれ昼間時間帯日中双方1日2便ずつ運航開始することに合意したとしています。あわせて、羽田の深夜早朝時間帯路線と成田国際路線について、早ければ夏期スケジュール中にも運航開始することにも合意したことを発表しました。
羽田では、2014年3月に、昼間時間帯の発着枠を国際線向けに31枠分配分しており、北京線に4枠が配分されています。今回、さらに新たな発着枠が配分されることになります。
現在、昼間時間帯の羽田発着便は、北京線1日4往復、上海(虹橋)線1日4往復が運航されています。今回の増便で、北京線と上海線はそれぞれ倍増することになり、広州線は初設定となります。
■日本・中国航空当局間非公式協議の結果について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku03_hh_000236.html
ラベル:羽田