2015年07月05日

(英)Cardiff_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)
空の駅情報館 海外空港特別編
Cardiff Airport
(英国ウェールズ カーディフ空港)


CWL000.jpg
Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)

■空港の概要
英国ウェールズ カーディフにある国際空港です。ウェールズの首都カーディフの中心部から15キロほど南西に位置する郊外型に近い都市型空港です。
ウェールズの玄関空港ですが、近隣空港のサービス向上・路線充実で近年は利用者減少が顕著です。
滑走路は東西方向に延びており、南北方向に使用されていない旧滑走路が十字に交わっています。ターミナル地区は滑走路交差部の北東側にあります。
平成27年7月5日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2076m
■空港コード:CWL/EGFF


■施設の見どころ:◎==== 中規模。搭乗待合室中央に商業エリアがある欧州の空港らしい配置。全体的に狭く暗い印象でした。リニューアル計画中。
■見学者への対応:◎==== 案内所あり。ターミナルパンフなし。送迎デッキなし。モニュメント少々。ファン向け展示少々(歴史パネル展示あり)。
■売店の充実度:◎◎=== 売店・飲食店ともに搭乗待合室内を中心に設置。搭乗待合室中心部は売店・飲食店エリアとなっています。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道未接続/バスあり/カーディフ中心部への連絡バスあり。近隣に空港名を冠した鉄道駅があります。

※就航路線は平成27年7月5日、そのほかの情報は特記以外平成24年11月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。展望デッキなどはなし。搭乗待合室内も窓があるのは、搭乗直前でないと入れないゲート付近程度で、飛行機の撮影はしづらい印象でした。
■日本からのアクセス:(平成27年7月現在)日本からの直行便はありません。日本からの場合、日本航空・ANAも就航しているロンドンヒースローから陸路で移動するか、ヨーロッパ各地の就航都市経由でアクセスするのが主流。日本から定着している路線はKLM利用のアムステルダム経由が多いようです。日本の航空会社の直行便がある空港としてパリCDG、デュッセルドルフ、ミュンヘンと結ばれており、これらの空港からならば乗り換え1回で利用できます(いずれも日本人にはなじみが薄いFlybeによる就航です)。
■路線活用のヒント:国際線はヨーロッパ各地(特に地中海沿岸が多い印象)、英国国内線はスコットランドや北アイルランド方面の路線が就航しています。日本からの場合、この空港を利用する時は、最終目的地である場合やカーディフ滞在後の移動での利用が多いでしょうか。ロンドン線は未就航です。
■乗り継ぎ方法:英国国内線と国際線の乗り継ぎの場合、入国審査/出国審査はこの空港で行われますので、手荷物受取が必要です。
※同一航空会社の英国国内線→国際線の場合、スルーチェックインが可能な場合もあるので、出発空港で確認することをお勧めします。

CWL001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成24年11月撮影)
地上3階建てですが旅客が利用するのは2階までです。駐機方式はフィンガー方式とフロンタル方式の併用で、ターミナルに対して斜めに駐機する珍しい配置です。動線方式は1・1/2層方式ですが、ボーディングブリッジは少なめ。
二つのビルがくっついたような形になっており、ランド側から見て左側(東側)が到着エリア、右側(西側)が出発エリアになっています。
館内サインは、青紫地に白文字のほか、赤地に白文字のものがあります。英語表記がメインですが、一部ウェールズ語の表記のものもあります。
CWL002.jpgターミナル前面
(写真は平成24年11月撮影)
白壁が目を引く前面です。出入口は出発側と到着側で大きく2か所に分かれています。前面部分は交通広場になっており、2つの島が設置されています。
バスのりばはターミナル前にあります。
カーディフ中心部を結ぶThe Cardiff Airport Express(T9系統)が日中20分間隔で運行されているほか、後述のRhoose Cardiff International Airport駅方面への905系統が運行されています。
CWL003.jpgチェックインロビー・チェックインカウンタ
(写真は平成24年11月撮影)
1階は、東側に到着ロビー、西側にチェックインロビーがあります。天井が低くあまり開放感はないロビーです。
チェックインロビーはカウンタが横に広く25か所の手荷物預けカウンタが並んでいます。一部の航空会社は、西端側に航空券購入用のカウンタを設置しています。
チェックインカウンタは航空会社が特定されていないタイプです。
CWL005.jpg出発ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
出発ロビーは、2階西側にあります。3階までの吹き抜けになっているロビーです。
ヨーロッパの空港では珍しく、飲食店・売店もあり、テーブルと椅子が設置されているため休憩も可能です。
CWL006.jpg出発口
(写真は平成24年11月撮影)
2階中央部付近、出発ロビー奥に隠れるように設置されています。
英国国内線、国際線ともに同一の保安検査場を通過します。
CWL007.jpg搭乗待合室
(写真は平成24年11月撮影)
2階東側は搭乗待合室になっています。売店や飲食店で囲まれている待合室で、ソファが多数並んでいます。外を眺められる窓も少なく、狭い印象です。
搭乗口案内は数少ないモニタで全便一括して案内されていますが、搭乗口は搭乗開始直前に発表されます。
CWL008.jpg搭乗口
(写真は平成24年11月撮影)
搭乗口は北側に1番と2番、フィンガーの先に3番〜9番があります。3番〜9番は搭乗改札がひとつにまとまっており、搭乗開始直前まで搭乗口前までは行けない運用になっています。
フィンガー内は通常の搭乗待合室のようになっており、搭乗口で再度改札があります。
国内線でも搭乗口で身分証明書やパスポートなどの提示が必要です。
CWL009.jpg手荷物受取場・到着ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
手荷物受取場・到着ロビーは、1階東側にあります。手荷物受取所のあとに到着口があるタイプです。
CWL011.jpg売店・飲食店
(写真は平成24年11月撮影)
搭乗待合室内を中心に出店しており、待合室は売店に囲われた中に椅子があるような印象です。両替所は搭乗待合室内と到着手荷物受取場にあります。
■一般エリア(保安検査より前)
1階チェックインロビー:飲食店1店舗(Caffi Cwtch)
2階出発ロビー:売店1店舗(WHSmith)

■搭乗待合室内(保安検査後)
搭乗待合室:売店2店舗(免税店(Nuance)、WHSmith)、飲食店2店舗(Caffè Ritazza、Echo Bar)
CWL012.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナル前に有料駐車場があります。
ターミナル正面は短期間用で、長期間用は少し離れた位置にあります。
レンタカーは複数の会社が出店しています。
CWL013.jpg地上アクセス施設(Rhoose Cardiff International Airport駅)
(写真は平成24年11月撮影)
空港南方に、Cardiff Central駅とBridgend駅を結ぶ Vale of Glamorgan LineのRhoose Cardiff International Airport駅があります。
空港の名前を冠していますが、ターミナル地区は空港北側にあるため駅から徒歩でのアクセスは難しく、シャトルバスの905系統が空港との間を10分弱で結んでいます。
平成27年7月現在、平日は1時間に1本、休日は2時間に1本の運行です。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年6月28日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)の公式サイト△(英語版)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.06.28
初調査日 2012.11.09
前調査日 2012.11.09
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■海外空港 | 更新情報をチェックする
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