2016年03月31日

北陸3空港_ANAマルチ終了

■北陸三空港 ANAのマルチエアポート取り扱いが今日終了

ANAは31日、富山空港(富山きときと空港)、能登空港(のと里山空港)、小松飛行場の相互利用(マルチエアポート)の取り扱いを終了します。

ANAが取り扱いを終了するのは、三空港発着便で設定していた相互利用の取り扱い。往復運賃など三空港発着便の間で可能だった共通利用が4月1日以降できなくなります。

富山、小松の二空港では、昨春の北陸新幹線開通で羽田線の利用者が3〜4割ほど激減。3月27日から始まった夏ダイヤからは、ANA便の減便が行われています。便数が減ったことで、相互利用しづらくなったのに加え、今回、相互利用の取り扱い自体が終了することで、利便性が大幅に下がることになります。

三空港間の相互利用は、平成21年4月に開始され、7年運用されてきました。北陸新幹線開通への対抗策のひとつとして設定された側面もありますが、結局、北陸新幹線開通後、早々と姿を消すことになってしまいました。

なお、ANAのマルチエアポートは、東京圏(成田国際、東京国際)、大阪圏(大阪国際、関西国際、神戸)、広島圏(広島、岩国)、福岡圏(北九州、福岡、佐賀)では引き続き設定されています。

北陸路線(富山空港・小松空港・能登空港)相互利用取り扱い終了のお知らせ(ANA公式サイト)
https://www.ana.co.jp/topics/notice160120/
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