■東京国際空港(羽田空港) 舟運は新規実験へ、定期便の増加はまだ先
東京都は29日、平成28年度から、東京国際空港(羽田空港)と都心を結ぶ舟運の社会実験を行うと発表しました。
東京都が新たに始めるのは、舟運の活性化に向けた社会実験。羽田空港と都心を結ぶ2路線などを船舶便で運航するほか、各種取組を実施するため、その舟運活性化パートナーを募集するとしています。
期間は、平成28年度の夏から秋までの約5か月間と平成29年度からの通年を予定。羽田空港-浅草線をはじめとした合計4路線で、各航路1日複数便、有料での運航を想定しています。
今回の運航は、「民間事業者による定期航路化を促進する」ことが目的。
羽田空港には、国際線地区付近や天空橋に船着場が整備されています。
しかし、希望が殺到して発着枠管理している航空便と異なり、船舶による定期便は、2路線のみしかありません。しかも潮位の関係で運航曜日も不定期的です。
船舶便の実験は昨年も断続的に行われていますが、なかなか定着しないのか、いつまで経っても実験続きとなってしまっているようです。
■舟運の活性化に向けた社会実験の実施と、「舟運活性化パートナー」の公募について(東京都公式サイト)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2016/03/22q3t100.htm
2016年03月31日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック