■東京国際空港(羽田空港) 米国側深夜早朝枠はHALコナ線で確定
ハワイアン航空(HAL)は13日、深夜早朝枠で東京国際(羽田)-コナ線の就航を認可されたと発表しました。
HALが許可されたのは、深夜早朝枠での羽田-コナ線の就航。ダイヤなどの詳細はまだ発表されていませんが、羽田の深夜早朝枠は10月30日に配分後90日以内または来年1月29日までに運航開始しなければならないとしています。
コナは米国ハワイ州最大のハワイ島にある空港。ハワイ州にはオアフ島のホノルルに多数の直行便が就航していますが、コナには日本から直行便はありません(かつてJALウェイズが成田国際-コナ線を就航したことあり)。全くの新規路線になるため、頻発している羽田シフトの恐れもなく、米国向けの発着枠としては、かなり有効な枠の活用ができそうです。
現在米国線に認められている羽田発着枠は深夜早朝時間帯のみの8枠(日米各4枠)。米国側は4枠でHALがホノルル線、ユナイテッド航空がサンフランシスコ線、アメリカン航空とデルタ航空がロサンゼルス線を就航しています。
10月30日からは昼間時間帯10枠(日米各5枠)、深夜早朝時間帯2枠(日米各1枠)となり、深夜早朝枠は6枠(日米各3枠)減少となるため、深夜早朝枠でHALコナ線が認可されたことで、現在運航されている4路線は深夜早朝時間帯には運航できなくなることになります。
■HAWAIIAN AIRLINES AWARDED HANEDA-KONA ROUTE(HAL公式サイト、英語)
https://newsroom.hawaiianairlines.com/releases/hawaiian-airlines-awarded-haneda-kona-route
2016年05月14日
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