※2016年6月にアップした2016年4月の旅行記です。
■2016.04 東京国際・奄美・喜界の旅行前
■近いのに遠くて高い島、奄美へ
4月の初めに3連休が取れたので、ツレと旅行で南の島に行こうということになり、行き先を色々と検討の結果、奄美大島へ行くことになった。
奄美群島はなかなか行けるところではないので、あわせて近隣の島として喜界島へも足を伸ばし、今回は、この旅行のついでにチョロっと、空港見学をすることにした。
奄美と喜界は、2009年に空港見学を目的に訪問している。
前回は鹿児島経由でアクセスしたのだが、今回は普通の旅行でかつ二人分ということもあり、片道か一人分だけでもマイル消化にして安く行きたかったので、日本航空(JAL)グループで奄美へ直接入る方法を検討することになった。
奄美へは、関東からだと、羽田からJAL1往復、成田からバニラエア(VNL)1往復しか飛んでいない。しかも、JAL、VNLとも奄美に夕方着発となっている(VNLは時期によって昼前着発あり)。
夕方着ということは、奄美入りした日はほとんど観光できないということだ。それはつまり、1泊2日で済むところが2泊3日にしなければならないということを意味する。
要は、不便極まりないダイヤになっていた。
奄美は鹿児島便が充実している。自分は直行便に全くこだわりがないので(というより乗り継いだ方が多くの空港が見られてなお良い位なので)、ダイヤと安さを踏まえ、乗り継ぎも検討した。パターンとしては、羽田から鹿児島経由のほか、伊丹経由、福岡経由、那覇経由が可能だった。
このうち、福岡経由、那覇経由はいずれもダイヤが直行便とあまり変わらないのに運賃は高くなるので、即却下だった。
伊丹経由は、行きだけならダイヤが良さそうだ。
一番良かったのは、鹿児島経由で、こちらは往復ともにダイヤが良い。早朝の羽田発に乗れば午前中に喜界や奄美入りでき、帰りも直行便より遅く喜界・奄美を出て羽田に戻ることができる。
しかし、伊丹経由も鹿児島経由も、奄美に行くだけで4区間分の運賃を払わなければならなくなる。しかも、伊丹や鹿児島までならまだ安い運賃も多少はゴロついているが、伊丹-奄美や鹿児島-喜界・奄美は、結構高値に設定されていて、羽田-奄美と大差がない。ここに喜界往復を付けたら、もう手を出しづらくなるほど高い運賃になってしまう。
どちらか片方を鹿児島経由にして喜界を通り抜けるようにすれば、羽田→鹿児島→喜界→奄美→羽田といった感じで四区間で済ませられるものの、 鹿児島-喜界の値段が思う以上に高かった。
ダイヤだけを見れば、羽田→鹿児島→喜界→奄美→羽田あるいは羽田→鹿児島→喜界→奄美→鹿児島→羽田が理想だ。しかし、今回は、単純な特典航空券ではなく、二人以上の旅行の場合に、より格安購入ができる、おともdeマイル割引を使おうとしており、その場合は同じ路線の往復でしかマイル消化ができない。鹿児島経由にした場合は、少なくとも五区間(つまり自腹区間が三区間以上)となり、四区間での移動は不可能だった。
■マイル消化の条件で結局直行便利用
そんなこんなで、選択肢はほぼない状態。
片道を鹿児島経由・片道を奄美直行にして普通の特典航空券でマイル消化する方法も考えたが、往復とも奄美直行便としておともdeマイル割引で利用した方がトータル出費は、一万円/人程度安い。
結局、おともdeマイル割引の消化で羽田-奄美の往復を確保。そこに片道一万円以下で行ける喜界-奄美の往復を付加する形で予定をたてた。
毎度毎度思うことだが、奄美群島は、各島に空港があってインフラは整っているのに、高い運賃と不便なダイヤのせいで、活かし切れていない残念な群島だった。
結局行程は以下のようになった。
まず、初日は羽田を昼に出て、奄美へ直行。約1時間半乗り継ぎの最終便で喜界へと向かい、そのまま喜界に一泊する。乗り継ぎ時間を利用して奄美空港を見学する。
二日目は、午前中に喜界島を観光。昼の二便目で奄美へ戻り、半日奄美観光とした。
喜界からは、朝一便で奄美入りすることもできる。しかし、せっかく喜界に滞在するし、直行便のある奄美と違って、関東からだと絶対的に乗り継ぎが必要な喜界には、なかなか来る機会はない。初日に午前中に喜界に上陸できれば、二日目は朝から奄美へ行く方法も有りだが、初日に喜界を観光する時間がほとんどないから、今回は二日目に少し長く喜界に留まり観光できる時間を確保する行程になった。
最終日は、奄美大島の観光がメインで、夕方の直行便で羽田に帰る行程とした。
アクセスの予約(航空便)
航空券については、羽田-奄美は予約開始初日にマイル消化で予約。喜界には最後まで行くか迷ったのと、後述のツアーを検討したため、予約に時間がかかり、一週間前に奄美-喜界を往復割引で確保した。
現地移動の予約(レンタカー)
現地での移動は、レンタカーを使った。
喜界はなかなか来られるところではなく、せっかくの機会なので、効率よく全島を回っておきたかったし、奄美は車がなければ回れないほどデカイ。
喜界、奄美とも空港到着から出発までレンタカー利用として、いずれも比較的安い値段が出た、中堅のJネットで予約した。
宿泊の予約
一泊目は喜界島、二泊目は奄美大島での宿泊が必要となる。
喜界島は、喜界第一ホテルが安かったのでそれで予約した。
奄美大島は、最南端にあるホテルThe Sceneを予約した。
奄美の宿泊は、古仁屋よりさらに南のヤドリ浜にある島最南端の宿を取った。少し遠いが、二日目に島を南下するだけ、三日目に北上するだけと効率よく島を回れそうなのと、島で唯一の温泉があるというのが魅力だった。
喜界のホテル予約は、航空便の予約とともに、検討に時間がかかった。
奄美-喜界間の航空券は往復割引だと片道7,650円。ホテルは公式サイトでは5,000円ほど。個人でとると一人約二万円だ。楽天トラベルで検索したら、ホテルは4,000円強の安いプランが出ていたが、それでも一人二万円弱と決して安くはない。
喜界島の喜界第一ホテルは、運営会社が、奄美、喜界の両空港でハンドリングをしている奄美航空と同じグループの会社だった。しかも、今回利用を検討したレンタカーのJネットも、奄美と喜界では同じグループが運営していた。
そこで、奄美発着で、航空券+ホテル+レンタカーの安いプランがないかと、同じくグループ会社の奄美航空ツーリストに問い合わせてみた。
調べていたら、奄美航空ツーリストの公式サイトで、奄美発喜界のツアーとして航空券+宿泊付が「14,800円〜」とするフリープラン出ていた。個人でとるより5,000円程度、約25%も安い。「〜」表示になっていたので、それがそのままの値段ということもないと思ったので、とりあえず問い合わせてみたのだ。
旅行するのは4月の新年度スタート直後。一年で一位、二位を争うほど航空利用が少ない時期だし、ハンドリングもホテルもやってるグループだから、ホテルも航空券もツアー向けの安い運賃が用意できるのだろうと、安易に値段を聞いてみたのだが、示された値段は、最安値として示されている金額より5千円以上も高い二万円強だった。しかも、航空券は、ツアー用の格安運賃ではなく、個人でも予約できる往復割引だと言う。
自分で往復割引とホテルを予約する手間をかけた方が安いから、結局ツアーは使わずじまいとなってしまった。
今回は、値段の高さに少し戸惑いながら時間をかけて予約を完了した。
■ここまでの教訓!
・奄美はとにかく行くのが大変←ダイヤも値段も使えない
・安く取るならおともdeマイル←二人以上なら普通に取るより安く予約できます
・ツアーが安いとは限らない←航空・ホテル・レンタカー全てを経営してても、別々に個人予約が安いなんて、、、
■今回の予定旅程
04/02 SAT
自宅10:00(京急線など)→11:30[東京国際空港(羽田空港)]12:30(JAL0659便)→14:40[奄美空港]16:15(JAC3835便)→16:35[喜界空港]16:40(レンタカー)→18:00喜界町湾
(喜界第一ホテル泊)
04/03 SUN
喜界町湾09:00(レンタカー/喜界島観光)→11:30[喜界空港]12:15(JAC3832便)→12:35[奄美空港]12:40(レンタカー/奄美大島観光)→18:00瀬戸内町蘇刈
(THE SCENE泊)
04/04 MON
瀬戸内町蘇刈09:00(レンタカー/奄美大島観光)→10:00道の駅奄美大島住用10:30(レンタカー/奄美大島観光)→14:30[奄美空港]15:25(JAL0658便)→17:20[東京国際空港(羽田空港)]17:30(京急線など)→19:00自宅
※途中名所に寄れれば見学予定。
2016年04月01日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック