■高松空港 民間委託化に向けた実施方針を発表、平成30年4月民間運営開始へ
国土交通省(国交省)は8日、高松空港特定運営事業等実施方針を公表しました。
国交省が発表したのは、高松空港で行われる特定運営事業等実施方針。滑走路やターミナルビルなどの運営を、民間の資金と経営能力を活用する形で委託するもので、その内容や今後のスケジュールなどが示されました。
事業期間は、最長55年間(当初15年+オプション延長35年以内、不可抗力等による延長)。事業の範囲は、空港運営等事業、ターミナルビル事業、駐車場事業など高松空港運営の全般に渡ります。
今後は、今年9月頃に募集要項等の公表を行い、来年8月頃には優先交渉権者を選定。同10月頃に実施契約の締結を実施し、平成30年4月からの運営開始を目指します。
まずは、7月14日に説明会を開催し、同日から7月29日まで意見を受け付ける予定となっています。
国管理空港の民間委託は、今月委託がスタートした仙台空港に続き二空港目となります。
会社管理空港で大阪国際空港など、その他の空港で但馬飛行場などでも運営の民間委託が始まっており、徐々に広がりを見せています。
■高松空港運営の民間委託 平成30年4月から開始 〜より利用しやすい高松空港の実現に向けて〜(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku05_hh_000075.html
2016年07月09日
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